編集済
予定調和の内に失敗したガブリエルの策略。
そして抜群のタイミングで現れた♘ナイト!
緩急が見事に表現されていて、どんどん惹き込まれいきます。
最悪の状況になった場合、天使長の助けがあるかも?
というお楽しみを匂わす手法も鮮やか。
本当に安心して読み進められます!
――フワッ
『天使が……去ったか……』
ガブリエルβは男たちの “色欲” を増幅させていた。
「お嬢さんかーわ……うそって絶滅したんだっけ」
ニヤついた男三人が近寄ってきたが、ちえりを見て踵を返した。
立ち去る男たちの声が聴こえる。
「ないわー、あれはないわー」
「せめてCは欲しいよな」
「俺の嫁はよ」
「ちょっと、シカトはひどいんじゃない。会話くらいしてよ!」
ガタイのいいちえりが一人の手首をつかむと、堪らず男が振り向いた。
「ちょっと!やめろよ!大声出すぞ!?」
「何をやってるんだ!!」
(中略)
その後、色欲を増幅されている三人の男たちとナイトは仲睦まじく去っていった。
作者からの返信
フタヒロ中毒の私には嬉しいコメントをありがとうございます✨
まさかのBL展開を前にしては、ちえりも挑発されて躊躇なく先手を出したただのモブですね。
ガブリエル「これはいけるわ!『過保護な堕天使、BLなナイト。』まさにカクヨムコンの要項どおり、腐女子の明日の活力を作り出す名作となる予感がするわ!」
ガブリエルはばさりと黒い翼を鳴らすと、その羽の先で器用にキーボードを叩き、「編集」ボタンをクリックして修正をかけるのであった。
ガブリエル…どうしてそんなことを……
作者からの返信
こんばんは。
このたびは貴重なお時間を割いて本作をお読みくださり、誠にありがとうございます!
ガブリエルにはガブリエルなりの事情がありまして、リュカをどうしても地底界に引き留めたい。
そんな自分勝手な理由でちえりを陥れようとしました(><)