15「あなたのパソコンはョ縺です」
中は広く、フードコートになっており、生存者がたくさんいる。
自衛隊の恰好をした人が研介達に話しかけた。
「あれ、何かあったんですか?」
「ええ、少しそこで。」
「こいつら、どこに置いておけばいい?」
「そうですね、そこのソファに置いといてください。」
「分かりました。」
ソファの上に男たちを置いた。
「あれ?あなたたちはここに居ませんでしたよね?」
「ああ、そうだな。山の向こうから来た。」
「そうでしたか。私は援護隊の伊達正義です。」
すると、もう1人自衛隊の男性が駆け寄って来た。
「どうしましたか?伊達さん。」
「いや、この方たちは山の向こうから今来たらしい、だから色々と話そうとしていたところだ。」
「そうっすか。俺は井之上蒼っす。」
「俺は大斗だ。そして左から佐々木太、渡邉愛美、中田信太、坂村龍一、加山研介、小野咲舞だ。」
「ここはどうゆう所なのかしら?」
「ここは見ての通り我々の活動拠点です。」
「ここに居る人たちは?」
「高速道路にいた人や、ここの近隣住民の中で許可を得た人達がいます。」
「それでは俺たちは戻ります。どうぞ中を見ていって下さい。」
「ありがとうございます。」
2人は元の位置に戻って行った。
蒼からそう言われたが、研介達はサービスエリアを出て行った。
少し進んだ時だった。
研介が少しよろけた。
「大丈夫ですか?」
「いや、少しめまいが。大丈夫です。」
「そうか?大丈夫ならいいが。」
「だ、大丈夫です。」
そう言って咳をした。
「!?」
吐血だ。
研介はそこに倒れた。
「吐血にめまい…この症状は、まさかゾンビウイルス!」
「思い当たる節はありますか?」
研介にはそれが1つある。
「まさか、あの蜘蛛か。」
「蜘蛛…アイツか!」
「おい!おい!しっかりしろ!研介!」
研介の意識は、だんだんと遠くなっていった。
研介はただ真っ暗な場所で目覚めた。
「ここは何処だ?いや、俺は前にもここを知っているような気がする。」
しかしいくら考えても出てこなかった。
「何も出てこない。いや、思い出そうとすると、頭が痛い。」
しばらくすると、淡い緑色のライトに照らされた道が出来た。
研介は仕方なくそこを進む。
研介は痛く、苦しく、孤独で、寂しく、心地よい感覚を味わった。
研介は進んだ。
研介は進んだ。
研介は進んだ。
遘介は進んだ。
遘介は進んだ。
遘介は進んだ。
遘介は進□だ。
遘介は進□だ。
遘介は進□だ。
遘螟は進□だ。
遘螟は進□だ。
遘螟は進□だ。
遘螟は縺□だ。
遘螟は縺□だ。
遘螟は縺□だ。
遘螟ョ縺□だ。
遘螟ョ縺□だ。
遘螟ョ縺□だ。
遘螟ョ縺□キ。
遘螟ョ縺□キ。
遘螟ョ縺□キ。
遘螟ョ縺□キ。
遘螟ョ縺□キ。
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研介は落ちていくような感覚に見舞われた。
遘螟ョ死□キ。
いや、遘螟ョ死□でなかった。
研介は起きた。
廃校のような場所で。
その部屋には誰もいなかった。
研介は部屋を出た。
「ゾンビがいる。空が見える。だが、ここは何処だ?」
その時、外から鳴き声がする。
研介はベランダへと向かった。
ベランダに向かうと、巨大な蛇がいた。
どうやらここは3階のようだ。
その周りには大斗達が戦っていた。
研介はベランダから飛び降りる。
足が折れるが回復した。
落ちた場所は蛇の目の前だった。
「大斗!LMG!」
「え!?」
「早く!」
大斗はLMGチェンソーを研介に渡した。
研介はそれを蛇の口の中に入れると、チェンソーを起動したままトリガーを引いた。
「うおおおおおおおおお!」
蛇の口から血が噴水のように噴き出した。
研介の全身が赤くなっていった。
しばらくすると、蛇は動かなくなった。
研介はLMGチェンソーを止め、天に向かって叫んだ。
「うおおおおおおおおおお!」
息が続くまで。
全身血まみれで。
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