文章の間に余韻という香りが詰まっています。大空や、風、草原と大地。まるでその中にいるような錯覚さえ覚えます。人々の感情さえもそこに織りなされていく。読んでいくうちにわかります。広大な世界がどんどん目の前に迫ってきます。『小説家になろう』さまでも物語られた物語。あなたもまた、吟遊詩人のひとりになるでしょう。