前編
青い空、白い雲。
そして綺麗な海とまっさらな砂浜。
パッと思い付いた印象としては…。
まるで“無人島”って感じ。
持ち物を確認しよう… 師匠の槍、着てる服、靴は砂まみれになってたけどさっき見つけた… あとこれ、姉さんの牙でできた御守り、これを無くさなくてよかった。
これで全部だ、だってすぐ帰るつもりだったし当然お弁当なんてないし… 疲れたし。
本当にどこに来てしまったんだろうか?
まず、そもそもここはジャパリパークなんだろうか?それすら怪しく思えてきた。
だって火山の崖から落ちたはずなのにここにいるってことは控えめに言ってもワープしたとしか言えないからだ。
理由はわからない、たまたまワームホールみたいなものがあったのかサンドスターがイタズラしてるのか。
こんなの科学的に見ても意味がわからない、一朝一夕で解決できる問題じゃないだろう… 大体自分で言っといてワームホールってなんだよ?って感じ。
で可能性としてもうひとつ、死後の世界に来た?
でもこれは違うと思っている。
立ち上がり落下地点を見てみると3メートルくらいの長さで俺がダイブして転がった跡がある、つまりこれはあれだろう… ぶっ飛んだ時の勢いが生きてたことだ。
死んでたらもっと普通に起きてもいいと思う、死んでるのに起きるっていうのがまた言い得て妙なのだけど、とにかく死んでるなら顔面から砂浜にダイブして口の中ジャリジャリにすることなかったんだ。
で、痛み等の感覚があることから同時にそれらはこれが夢でないことの証明になる。
故にワープしたってのが俺の予想、でもだからなに?って感じ、どうすりゃいいのさこんなの?
…
少し歩いてみたがあまりフラフラして迷ってもいけないと思いあまり動けずにいる、浜辺より後ろは普通に木々が生え森になっているが、知らないとこで知らない森に入るのは危険だ… でも食糧はとりあえず果物とかをとるしかない、腹が減るのも生きてる証拠だろう。
「仕方ない、行くかぁ…」
ぼやくようにそう言うと木々の広がる森の中へ… 鳥の声や虫の声がする。
当たり前だけど、生き物が住んでるってことだろう。
せめてフレンズに会えたらここがジャパリパークであることは確定するんだけどなぁ。
なんて思いながら俺はなにやらよくわからない木の実をつまんでいた。
「うわマズッ!?なにこれ?まだ青いのか?はぁ… もう最高だね、俺帰れるのかな?」
こんなことなら図書館の食べられる植物図鑑をちゃんと読み込んでおくんだった。
その時だ…。
キャー!?
「…ッ!悲鳴!?」
正直不謹慎にもほどがあるが人がいることに安堵した、でも何かあったのならまずい、俺は早速声のした方へ走った。
すると…。
「誰か~!」
女の子がいる… そして頭には猫耳がある、フレンズだ!
そして対するは…。
「セルリアン!こいつを見て安心する日が来るなんて!」
フレンズとセルリアン、どうやらジャパリパークであることは確からしい。
でも、この状況を放ってはおけない!
「今助けるッ!ガァァァア!!!」
野生解放によりフレンズ化した俺は槍を構えセルリアンに突っ込んだ
見たところ動きは鈍い、大きさは中くらいで他に特徴はない、つまり大したことないヤツってことだ、そして石も捉えた。
「行くぞ!ヘラジックランサー!」
フレンズに会えたことにハイテンションになった俺は飛び上がり勢いよく槍を振り下ろす、強烈な一撃が弱点の石に直撃、パッカーン!と弾けセルリアンはその場から消滅した。
戦いが終わると俺も野生解放を解く…。
「よしっと… ねぇ?大丈夫?怪我は?」
なんのフレンズかはわからないが俺はその子のもとに駆け寄り手を差し伸べる、酷く怖い思いをしたのだろう、まだ震えているのが分かる。
姿はサーバルちゃんとかとそう変わらない… ってことは猫科のフレンズなんだろう、薄茶色っぽい髪に縞模様がある。
なんて猫かな?
「ありがとう… はぁ怖かった、お兄さん強いんだね?あれぇ?フレンズ?男の子なのに?」
「あ、あぁ… ちょっと訳ありなんだよ?君は?何のフレンズ?」
話すことで安心したのか俺の手を借りスクッと立ち上がる彼女、俺の目を真っ直ぐ見て答えた。
「私はイエネコなの、あなたは?」
「俺は… えと、シロって呼んで?」
イエネコって言ったら、普通に街とかフラフラしてるその辺の猫ってこと?野性動物じゃないってことじゃ?
「髪が真っ白… だからシロなの?」
「まぁそんなとこ、詳しくは博士たちに聞いて?色々あるんだよ」
「ハカセ?それは誰?」
えぇ?
ハハハッ!島の長よ!意外と知名度が低いみたいだな!ワガママばっかり言ってるからだぞ!
でもそれでは話が進まない、ここがパークである以上島には長がいるはずだ、図書館にいるだろう。
そうか… ここはもしかして島の反対側なんじゃ?だから見覚えがないし港もないんだそうに違いない。
「博士は島の長だよ、1番偉いんだ」
「1番偉い人?あぁわかったの!」
「良かった、そこまで行きたいんだけど道案内を頼めるかな?この辺は来たことなくて慣れないんだ」
彼女は快く案内を了承してくれた。
意気揚々と道案内をしてくれるイエネコちゃんだが、猫だからなのか気紛れでいろんなものに興味が移って大変だ。
ただ… 話しているうちにどこか違和感を感じることがあった。
まず彼女は図書館を知らない…。
博士達のことはいいとして、図書館を知らない?でも「本が沢山あるところだよ」と言ってみれば「それは知ってる」と返してくる、そして“島で1番偉い人”は確かにそこにいると言ってくるのだ。
だからそれが図書館にいる博士だろ?と思うのだが、なぜだろう?噛み合わない…。
なので次に博士の容姿を聞いたときだ。
「いつも“白い服”を着てる“真っ黒で長い髪”の人」
彼女はそう言うのだ…。
また変な感じがした。
まず、俺が知る限り服の概念はフレンズの中でハッキリしてなかったはずだ、認識はしてるけど“毛皮”と表現したり、日によって変わるものだとかそういう風には考えてないはず。
なのにまるで「毎日白い服を着て変わり映えしない」と言ってるように聞こえた、つまり着替えの概念を持っているということだ。
それ以上に…。
長い… 黒髪…?
明らかにおかしい、博士は上から下まで白いんだ… そんなに長髪でもないし
俺が思っている島の長とは明らかに食い違いが起きている
俺の知らない違う長?それは誰?
…
「さぁ着いたよ?ここにいるの!」
「なんだ… これ?」
目の前に現れたのは明らかに建築後数年も経っていない綺麗な建物だった。
まずい、これは非常におかしい。
「“彼”はね?ここでいっつもお仕事してるんだよ?何をやってるのかまではわからないけど、優しいよ?よくお菓子をくれるの」
聞いたろ?彼だって?人間だ… ここには人間がいる。
ここはパークのどこだ?この建物はいつ建てられた?ヒトはパークから完全にいなくなったはずだ。
後から来て住み着いた?でもこんな大きな建物一人や二人でどうにかできるものじゃない、何人も人手がいるし資材だって…。
そんなことはできない、パークに入るには厳しい検問があるから簡単に入れるはずがない、実際通ってきた俺が言うんだからまず間違いない!
ここはどこだ!?
「着いてきて?会わせてあげる!」
「あ、いや!ちょっと待って?」
俺の手を取り建物に引っ張っていこうとするイエネコちゃん、彼女がここまで気を許しているのはここにいる人間が悪い人間ではないということかもしれない。
でも、俺にはどうしても抵抗がある…。
そもそも彼女はイエネコだ、人間に飼い慣らされているフレンズなのかもしれない
実は裏でいろいろやってる人がいて彼女はその人達のペットでしかないのかもしれない、それが当たり前で違和感も感じることなくここにいるのかもしれないじゃないか?
とにかくここは危険だ、得体が知れない。
「待ってごめん!やっぱりいいや!」
「どうして?あ、もしかして緊張してるの?汗がすごいよ?」
当たり前だ、俺がなぜパークに来たと思ってる?人間の暮らしから迫害されていたからだ!冗談じゃない、顔見知りならまだしも知りもしない赤の他人の男なんて信用できるか!きっとフレンズで人体実験してるマッドサイエンティストがここにいるんだ!
「そんなに緊張しなくてもへーきだよ?とっても優しいの!」
「あ、ちょっと!?」
女の子の腕を無理矢理振り払うこともできず、俺はなすがままに建物のロビーのようなとこに案内された…。
そこに年配の白衣の男が一人。
俺は思った。
うげ、本当に人間がいる… と率直にでたのがそんな感想だった。
「あ!ミタニ!」
「なんじゃ?またお菓子でも貰いに来たのか?」
“ミタニ”と呼ばれた年配の男性、白衣を着ている、この貫禄を見るにこの人こそがここの責任者だとお見受けする、背の高さに白衣… どこか父を連想させる。
と言いたいところだがこれは恐らく不正解
彼は黒髪長髪という特徴に反している。
いや、ハゲてるんじゃなくてね?渋いオジサンって感じだ、仕事一筋数十年の硬派なダンディおじ様ってところ。
いやしかし…。
「…?そっちの彼は?見ない顔だ、どこから… いやどうやって来た?」
ツッコまれた、まぁそうだろう。
真っ白い髪して変な武器背負った若い兄ちゃんが突然馴染みのフレンズに連れられてくるなんてそうそうあることではないだろう
ましてや、一般人は入れないはずのここジャパリパーク… 俺から見てもここは異質だし、この人から見ても俺は異質に映るだろう。
「この子はねぇ?シロっていって私をセルリアンから助けてくれたの!とっても強いフr…モゴモゴ!?」
「アハハ… 不意打ちでなんとか、運が良かったです」
俺がハーフフレンズだとバレるのはまずい気がする、この人達が“連中”みたいなのだったら俺はアウトだ…。
正直… 怖い…!逃げたい!
いろいろ気になることは多いがすぐにここから離れて図書館に帰りたい、博士達ならなにか知ってるかもしれない。
「ブハッ!?もーなにするの!シロのこと紹介してるとこでしょ!」
「ごめんね?ハハハ…」
口を押さえた手を払い怒りを露にしている彼女に、俺はコソコソと自分がフレンズであることを隠すように彼女に伝える。
小声でも彼女になら十分に聞こえるだろう、一方あのミタニとかいう人は歳で耳があれかもしれないし聞こえるはずがない、そうに決まってる。←大人をナメるな
「隠しちゃうの?なんで?」コソコソ
「その方がほら… 楽しいでしょ?サプライズさ?」コソコソ
「なるほど~…」
よし、これで一先ずは安心… ただし。
「何をコソコソと話しとる?正直言って怪しいぞ、大体セルリアンを生身の人間が倒しただと?その槍はなんだ?妙な形を… んん?まさかお前さん…」
この人の警戒からは抜けることができない、帰りたい!今すぐにだ!でも帰れない。
「うちの所長の知り合いか?」
「え?」
「そうだろう?大方例の海運業者の船にでも乗って来たってところかのぅ?年の頃も同じくらいに見える… そうならそうと早く言ってくれたらいい、着いてきなさい」
そういうとこのご老人は俺に背を向け歩き始めた… まて、これはチャンス!おっしゃあ!逃げたr「なぁんだそーだったの?さぁ行こう?こっちだよ?」
あーん… なんでそんな純粋そうな顔で俺の腕を引っ張るのぉ~?
…
階段を上がり、まっすぐと事務所のようなところに案内された。
「少し待っとれ、声をかけてくる」
ガチャン… とドアが閉まり、中からミタニさんともう一人の会話が途切れ途切れで聞こえてくる。
…
「客人だぞ?」
「私に?予定なんかあったかな?」
「友人だろう?正直お前に同じくらいの歳の友人がいたことに安心しとる」
「同年代…? コトでは?」
「いや違う、髪が真っ白のな… ん?どうした?」
あれ、なんだろ?なんか嫌な予感が…。
感じることはないだろうか?こう、モヤモヤするのだ… 緊張とか居心地が悪いな~と感じているからだと思うかもしれないが違う、事が起きてからこう思うんだ「ほらやっぱりね」って。
ガチャン!
そしてその時ドアが開き、俺がそちらに目を向けた瞬間のことだ。
バゴォッ!
って感じだろうか?こう、顔だ、左頬から顎にかけて強烈の衝撃が走った。
ほら、やっぱりね?
あまりに急だったので避けることも受け止めることもできず俺はそれをまともにもらってしまった。
つまるところ殴られたんだ、俺がなにをしたんだ…?
あぁ顎はまずいよ意識が… 飛… ぶ…。
そんな薄れゆく意識の中声がする。
「えぇ!?なにするの!?なんで殴るの!?シロ!シロ大丈夫!?」
「え… あ、しまっ!?あぁ~やっちまっ…!あぁクソまずい!すまない君!人違いだった!しっかりしろ!… 医務室!医務室に行くぞ!!手伝ってくれ!」
「お前さん一体誰と勘違いしたんだ?交友関係が心配になってきたぞまったく…」
あぁ強烈… そっかこの人のことか。
長い黒髪と白衣が揺れる光景を最後に俺は完全に気を失った。
…
心地好い微睡み… なんて気持ちのいいものではない。
顔がいてーよ。
そんな風に目覚めた。
正直ここまでが夢で俺は目を覚ますといつもの図書館にいて、そこになぜかツチノコちゃんがいて言われたりするんだ「バーカお前階段で躓いてんじゃねーよ?」とか。
あるいは、かばんちゃんとサーバルちゃんがいて「打ち所が悪かったみたいですね?まだ痛みますか?」って心配されたり「ごめんね!わたし狩りごっこ大好きで!」って言われて「あぁそーいうこと…」って俺も察したりするんだ。
どちらのパターンも膝枕を所望しよう、こんな目にあったんだからそれくらいのこと考えるのは許してほしい。
でも…。
「夢ではないんだよなやっぱり…」
所謂、医務室?ってやつだろうか。
学校の保健室みたいだ、このカーテンをしゃーってやったらムッチムチのほら、カバさんみたいな人が白衣着て「大丈夫?お水、飲む?」シットリ とか言ってくれんの、でも実際の保健室の先生は結構おばさんだったりするから夢は見てはいけない、最悪だね。
ほんっと最悪だ。
どこなんだよここ…。
俺はどこにいるんだ…?
恐い… 帰りたいよ…。
…
「目が覚めたか?」
その時こちらから手を触れずともカーテンが開いた、現れたのはサラサラの黒髪で目の覚めるような美人の保健の先生… ではなく。
「大丈夫か? …すまない、私の早とちりだ、君に危害を加えるつもりはなかったんだが知人とよく似た特徴だと思いついいつもの調子で手が出てしまった…」
美人… に見える男だ。
あとよく見たら目の下の隈がスゴい、夜更かしはお肌に毒ですよ?っていうかつい全力で拳を突き出してしまう知人ってなんだ、そんなん友達やめちまえ連帯保証人でもさせられたのか。
「手当てはしたんだが、まだ痛むだろう?」
「…」
「あー… 言葉は通じるかい?excuse me?」
「いえ… 英語はちょっと…」
「ん?日本人なのか?なら返事くらいしてくれても… いや、そうだな… 見ず知らずの場所でいきなり殴られたのだからそうもなるか、すまない…」
俺は見た目がこんな感じだから、確かに欧米や北欧の人には見えるかもしれない。
彼は話した感じ悪い人には感じない、目付きは隈のせいであれだけど何となく感じるんだ、いきなり殴られたけどそれは置いといて… 彼は気遣いが上手く、本当に申し訳ないという気持ちが伝わる。
「髪は白く瞳も青い、肌も白いし…どこかの国のハーフかな?名前は?イエネコが四郎と呼んでいたっけ?」
「や、違います… シロです」
「シロ?まさか髪が真っ白だから?愛称ってことか?」
安直だな…って顔してる、まぁ正直俺もそう思うよ。
「どうやってここへ?どこから?ここに来た理由は?」
「どう… って言われても、なんて説明したらいいか… あの図書館ってどこですか?」
「図書館?いや、図書館は島にはない… 何か調べものか?」
図書館が… ない?
「そんなはず… ほら?木が天井突き破ってる建物、細長くて博士と助手が住んでて」
「フム、要領を得ないな… そんな建物は作られていないはずだ、まだ島の開拓も大きく進んでいる訳ではないんだ… 本を読みたいならここにも何冊かはあるが」
「待って… 開拓…?」
なんだ、なんか明らかにおかしいことが起きてる… この違和感はなんだ?ここはジャパリパークじゃないのか?博士達は?図書館はどこに消えた?
ここはどこなんだ本当に!
「あぁそうだ、私の方の自己紹介がまだだったな?私はこれでもこの島で“ジャパリパーク計画”の統括責任者をやらせてもらっている者だ」
ジャパリパーク計画?なんだそれ?け、計画!?
白衣を着た細身の黒髪長髪がよく目立つこの男性、見た目からしてかなり若いだろう。
聞くとそんな若さで医師免許を持ち、尚且つジャパリパーク計画とかいうやつの責任者を勤めている彼の名は…。
「所長の
「え、あの… えっと… 所長?」
変だ!絶対おかしい!パークは運営していない!隔離されてるんだぞ!
「そんなに畏まることもない、歳もそう変わらないだろう?言葉も崩して構わないよ、君のことは“シロ”と呼んだらいいかな?」
「すみませんコクトさん… カレンダーとかあります?」
「え?あぁ、ここはサンドスターの影響で季節感があまり無くてね、過ごしやすいがよく暦が分からなくなるから日付は豆にチェックできるように… ほら?」
渡されたのはデスクに置くタイプのやつだった。
形なんてなんだっていい、俺はその時に暦を見て戦慄を覚えた。
「なんだこれ…」
「どうした?顔色が悪いが…」
何年前だよこれ!?
西暦は俺が生まれる遥かに前の物だった、そしてその時ここに人間がいることも図書館が存在しないことも彼が所長と名乗ることもすべて合点がいった。
「あぁ~… 顎に思いきり入ったからな、やはり打ち所が悪かったか、すまない… 質問は落ち着いたらにしよう?もう少し休んでて構わないから」
彼に殴られ気遣ってもらってることなんてこの際些細なことだ。
俺に起きたのはワープなんて生易しいもんじゃない…。
これはタイムスリップだ!
ここは過去だ!しかもパークがパークになる前の時代だ!
どうやって帰ればいいんだよ!?
ショックが大きかったのか俺はフラりと意識が朦朧としてまた気を失ってしまった、どうかこれが夢なら次に目が覚めたとき全て覚めてほしいと思う。
俺は、このままでは帰れない…。
猫の子番外編
「猫夢を見る」
クロスオーバー
猫の子×けものフレンズ -First Code.-
前編 終わり
コラボ先
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