第82話 まいほーむ

 シロの日記


“ 結婚から大体半年ほどだろうか、博士達が言うに季節は夏。

 博士達の計らいで湖畔の二人が来て図書館の横に家を作ってくれることとなった。


 夢のマイホームだ!

 わーい!うーれしー! ”







「ではお前たち、ちゃっちゃと作るのです!」

「特に防音に気を使うのです!二人は照れ屋なので!」


「了解っす!」

「了解であります!」


 前回までのあらすじ!

 結婚したにも関わらず図書館の生活スペースが残念設計だった為に俺達夫婦は初夜以降別居になってしまったのだ!死活問題だぞ!いい加減にしろ!新婚さんなめるな!


 とにかく、当初の予定として妻はサーバルちゃんと実家サバンナに帰り、時に様々なちほーに足を伸ばしては図書館に何度も来てくれた。


 そうかこれが通い妻ってやつか。


 ちなみに現在妻は俺の代わりにバスで牧場へ行き玉子と乳製品を調達しに向かってくれました、できる嫁だ。


 そして、そんな時に俺は何をするかと言うと。


「シロさん、どんな家がいいとか希望はあるっすか?」


「二階建でバルコニー付き、お風呂は広めで地下室からバギーを発進できるようにしたい」ムチャブリ


「了解であります!」


 え?できんの?言っといてさすがに無理あると思ってる自分がいる、当然ジョークだ。


「えっとぉ… じゃあ大きな穴がいるっすね?長めの木も何本も使って…」


 やる気だ!真剣に考えてやがる!


「まってまって!冗談だよ!普通でいいよ?二人のログハウスみたいに一緒に寝る部屋に使うだろうから!」


「「ひゅ~!」」


「な、なにさ…?」


「やりますね?」

「思う存分励むのです!」

「まさに愛の巣でありますなぁ!」

「赤ちゃん楽しみっすねぇ?」


 冷やかさないで!いくら猛暑とは言え冷やかすのはやめて!


「い、いいじゃん別に!ほっといてよ!?…っくもう、じゃあその間に俺は雪山に行ってくるからね?頼んだよ?」


 雪山に行く理由は一人で温泉旅行、ではなく氷を調達してくる為だ。

 湖畔コンビが作ってくれたこちら簡易冷蔵庫(木製)を機能させるのに氷が必要だからである。


 それにこんな暑い日はみんな冷たい物が食べたいだろう、果物も沢山手に入ったしおやつにかき氷をでも作ってあげようと思う。


 では、夕飯の買い出しに行った妻の為にも一仕事してこようじゃないか?夏場は熱中症に気を付けないとね。


「みんな暑いから水分補給忘れずにね?」


「さっさと行くのです」

「我々は冷え冷えうまうまを待っているのです」


 そんな容赦ない長の言葉を背に受けしんりんちほーをバギーで飛び出した、今回は氷を運ぶので荷台付き。


 さて問題はこの蝉が元気に鳴きまくる猛暑の中、氷を溶かさずに無事帰れるかというところだが上手にできるかな?よーいどん!





 ゆきやまちほー。


 図書館からみずべちほーを越えたその先にある一年中雪の降り積もるところ、ホワイトライオンの血が騒ぐというものだ。


「ちーっす三河屋でーす」


「あらシロいらっしゃい?温泉かしら?」(みかわや?)


「こんにちはギンさん、今日は氷がほしくて」


「氷?そこらじゅうにあるじゃない?いくらでも持ってったら?」(ギンさん?)


「いやできればカッチカチのがありったけほしいんだ?今はどこもかしこもお日さまサンサンだからね」


 そんなギンさんが教えてくれた、川の側なら大きな氷が沢山あるとのことなので俺はバギー走らせる、スタッグには気を付けよう。


「今日は湯の華が沢山詰まってたから、セルリアンに気を付けるのよ?」


「うん、ありがとう!」ブーン


「あとこの時期は川の氷も割れやすいからあまり上に乗ると…!あぁ行っちゃった… まぁシロもそんなにバカじゃないわよね?」

 


 


 宿から大きな木の向こうに向かって山沿いに進むとそれはある、川だ。


「あった… へぇ?まるでスケートリンクだ…」


 たのしそー!←少年の心忘れない既婚者


 乗ってみるとあら不思議、俺今水面を歩いてるんだぜ!スピンだってできる!


「私が華をやるわ!」ギュルル←プリペン感


 なんてやってる暇はない、さっさと良さそうな氷を探そう。


「これでいいか」


 と氷塊の前に立った、それはとても大きくて俺の背丈ほどもあり、持ち帰るだなんてそんなことができる人はきっと特別な存在なんだと思いました。


 そして勿論俺には無理だ、当たり前だが必要な分を切っていく、でも切るものがありません… そんなときはこれ!


 野生開放!

「獅子奥義… シロチョップ!」


 説明しよう!獅子奥義シロチョップはこう爪のとこでこう… チッ!とやると結構スパッといけるチョップである。

※危険なので注意してください。


「ァッポォ!」チッ! ←馬場さんッ!


 これを数回… 見た感じで縦横高さ1メートルほどのものを切り取る、見るからに重そうだけど野生開放してるし余裕だろ。←慢心


「さてこれを持ってと… 重ッ!?どぉぅあ!?」バシャーン!


 ヤバイ!踏み込み過ぎた!そして思ったよりずっと重かった!


「寒っ!冷た!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!?」


 バシャバシャと溺れているそんな時、俺に手を差しのべる人がいた。


「シロ!掴まって!」

 

 なんと心配して様子を見に来てくれたギンギツネさんが俺を引き上げてくれたのだ。


 おかげで助かったが、下手したらミネソタアイスマンみたいになって下流で発見されるところだった、これからマイホームで嫁さんと幸せに暮らす予定なのに早速未亡人になんてできるかっての。


「良かった、今の季節は氷も溶けて割れすいのよ…」


「言ってほしかったなぁ…」


「言おうとしたら行っちゃったのよ!っていうかそれくらい分かるでしょ!凍ってても川の上に乗っちゃダメ!」


「さーせん…」


 そんなギンギツネさんの協力で無事氷を確保、そろそろかばんちゃん… あ、家内が帰ってくる時間だと思うんですよ?荷物を運び出すのも大変なんだ、すぐに帰って手伝って冷たい物をごちそうしてあげたい。


「へっくし!」


「大丈夫?温泉入っていったら?」


「大丈夫、みんなを待たせてるし… それにここをでれば真夏の太陽にうんざりするくらいだから、服もすぐ乾くよ」


「ならいいけど、もう一人だけの問題じゃないのよ?気を付けなさいね?」


「はーい… それじゃありがとう、キタキツネちゃんにもよろしく言っておいて?」


 死ぬほど寒い以外は順調だ、とりあえず寒さ凌ぎにホワイトライオンコートを作り出してみたがさっさと暖かい空気に包まれたいものだ。


 とそう簡単にはいかず。



「うぉぉぉ!?なんで今日に限ってぇーッ!?」


 俺の後ろからは紫のセルリアンが数体山から転がり落ちてきてバギーに迫っている

 

 そのうち何体かは道を逸れて落ちていったが、一体だけやけにしつこく仕方ないので迎え撃つことに。


 俺は適当なところでバギーをドリフト駐車させて迫り来るソイツに立ち向かう。


「よーっし上等だ!平坦なとこにでれば一匹くらい!さぁこい!このブルベリアン!」


 野生開放で迎え撃つ、今日は槍を持っていないが… 自慢の爪でやっつけちゃうよ!


「ガァーッ!」ズボッ

 

 やっ…!ってない!?なんだなんだ!?


 俺の腕はセルリアンの体に突き刺さってしまった、なんだこれは?初めての感覚。

 だがセルリアンは気にも止めていないのかそのまま目玉をギョロギョロと動かしている、コイツらに痛覚なんてものはないんだろう。


「おぉやばい!?離せ離せ!?」


 抜けない!この!いい加減に!


 パッカァーン!


 もう片方の腕を使い石を砕くとセルリアンは弾け俺の腕はやっと解放された、気味が悪いやつだった。


 やれやれ今日は厄日だぜ、腕は食われそうになるし… おまけに寒すぎる!このちほーはよぉーッ!?


 だからさぁ帰ろう、帰ってかばんちゃんに温めてもらおう(体で)。


「ん…?」


 見ると突っ込んでた方の右腕、コートの袖が無くなってるな?それに変な感じだ、解放してるのに人間の爪のままだなんて…。


 なんだかゾクッときた。


 やっぱりセルリアンってフレンズを食べるんだなと再認識した、正確には輝きを奪うんだったか?

 これは右腕のサンドスターが食われたに違いない、あのまま石を砕かなかったらあのブルベリアンは猫パンチセルリアンになってたんだろうか?平和ボケしていたがここではこういうこともある、気を付けよう。





「ただいまー」


「あ、かばんちゃん!シロちゃんかえってきたよ!」


「いらっしゃいサーバルちゃん、お使いありがとうね?」


 あれから無事に到着、氷は大丈夫… 服はほとんど乾いたし腕もなんともない。


「おかえりなさいシロさん?」ニッコリ


「天使かな?」


「奥さんですよ?」


「じゃあ女神か、ごめんごめん」


「もう///」


 前略。

 父上様、母上様… あなたの息子は今幸せです、これまでにないほどに。


 そんな彼女はこの半年で少し髪が伸びた、今ではセミショートくらいだろうか?頼んだ訳ではないが「長い方がお好きですか?」と聞かれたので「長い髪のかばんちゃん?許せるッ!」ということで伸ばすことにしてくれたのだ。


 この時期は暑いので後ろ髪をまとめている、グッド…。


 そして体つきもさらに女性らしくなった… ような気がする。

 胸の膨らみが気持ち増したような気がしないでもないんだなこれが、お尻は相変わらず完全に俺を誘っている、グッド…。


「あ、またいやらしい顔してる…」


「怒った?」


「いいんですよ?僕だけなら?」


「じゃあ今夜は温泉に行こうか?」下心


「おうちができるじゃないですか?その、僕とシロさんの…」


 あ、そうでした!←デレデレ


 ブレーキランプが五回点滅した訳ではないが今夜OKのサインだな今のは、間違いない、かばんちゃん探偵シロシロである俺が間違うはずがないんだ。


 あなたは… 嫁ねッ!(俺の)



 さて氷が溶ける前におやつタイムだ。



「みんな休憩にしよー!オヤツが溶けるよー!」


 \はーい!/


 建築中の二人も呼び出し、早速かき氷を振る舞うことにした。


 博士達がジャパリマン農場からちょいちょいしてきた果物をトッピングして高級かき氷の出来上がりだ、シロップなんか作れないので代わりにジャムとかハチミツを使わせてもらった、自然の甘さ思いしれ。


「わぁ… 氷がこんなに美味しくなるんですね?」


「今日は暑いからね?でも急いで食べたらダメだよ?」


 俺達は向かいの博士たちに目を向けた。


「うみゃぁ~!?」キーン

「頭が痛いのです!?」キーン

「この痛み…アイアンクロー!?」キーン


「あんな風になるからね?」


「ふふ、気を付けますね?」


 湖畔の建築士二人もそれを見て無理にハイスピードで食べることをやめた。


 だが二人は食べ終わるなりさっさと建築作業を再開し始めたようだ。

 もっと休んだらいいと思うのだけど、何がそれほど二人を突き動かしているのか?しかも俺達夫婦の家だ、申し訳ない限りである。


 なにかお礼を考えたいがこの二人は何でも喜んでくれるし…。


「オレッちたちはプロっすから!」

「多くは望まないであります!」


 なにそれカッコいい… 俺もそれ使おう。


「美味しくて冷たいオヤツのおかげで暑さもへっちゃらっす!」


「このままいっきに作り上げるであります!」


 頼もしい。

 そんな匠の仕事ですぐに立派なマイホームが出来上がった。



 とても住居とは言えない残念過ぎる生活スペースしかないジャパリ図書館、その横には?


 なんと言うことでしょう!立派なログハウスができているではありませんか!


 中は二重構造で寒い日も全然へっちゃらだい、さらに防音効果もあり夜のプライバシー保護に最適!そしてこちら!


「あの、この小さな部屋は?」


「お風呂っすよ!」

「シロさんのリクエストであります!」


 ほら、変なあれでなくさ?やっぱりせっかく水が流れてるのに体拭いたり水浴びだけではほら?サンドスターがいくら便利とは言えね?ダメだろう?


 外から水を入れれるようにして江戸時代的なお風呂の完成、これには長もニッコリ。


「ナイスアイデアなのですシロ」

「これで毎日温泉が楽しめるのです」


「温泉とは少しちがうけどね、独占しないでよ?」


「善処するのです」

「我々、この島の長なので」


「我々も夫婦なので頻繁に使うのです、ほどほどにするのです」

「その… お願いします///」


 そして中にベッドを運んで大体完成、必要な物はその都度揃えようじゃないか。



「わぁー!ここが二人のナワバリになるんだね!」


「そういえばサーバルちゃんはどうする?」


「あんまり考えてなかったです… あの、一緒に住んでも?」


 今さらnoと言うとでも?始めからセットだと思ってたさ。


「もちろん俺は構わないよ?」


「本当にいいんですか?」


「夜の話をしてるならそれはあとで考えようか」


「あ、はい…」


 まぁ本当にまったくそれは構わないのだが、こればかりはサーバルちゃん次第なんだ。


 あんまり気を使わせるのもなぁ…。


「わたしは、もっと一緒に居たいよ?でも…」


 それにここでサバンナに帰れはないだろう、酷すぎる、どうにかできないかな?

 

「やれやれお前達…」

「どうしてもサーバルをここに置きたいなら知恵を貸してやるのです」


「ほぅ、その心は?」


「少々騒がしいですが、もともとシロが使っていたスペースを使えば住むことは可能なのです!」

「もっともサーバルはその辺で寝てしまうでしょうが、それなら寧ろ尚更一人増えようが変わらないのです」


 さすが、長は懐が広いですな…。

 さて後はご本人次第だが?


「サーバルちゃんはどう?サーバルちゃんさえ良ければ僕たちと…」


「わたしもそうできるならそうするけど、本当にいいの?」


「邪魔になんかならないよ?サーバルちゃんがいたから今のかばんちゃんがいる、そして俺はこうして幸せになったんだよ?じゃあサーバルちゃんも家族だよ、それではダメ?」


 少し複雑そうな顔で悩んでいたが、サーバルちゃんはすぐに顔をあげて答えた。


「うん!そういうことならわたしも住むよ!」


 一件落着、まぁ寝床はちがうがそこは勘弁してほしい。

 妻の親友が寝息をたてている横で声を殺して営むなんてどんなシチュエーションだ!そんなん全然興味ねーし… ねーし…。





 匠の二人には晩御飯もどうかと声をかけたが「仕事が済んだらクールに去るであります!」と言って帰ってしまった。


 今度ちゃんとしたお礼を用意しないと。


 そんなマイホーム生活の始めの夜に、俺達は痺れるような素敵な夜を過ごすと溶け合うように就寝した。


 幸せだ。


 そんな幸せな夜のはずなのに…。


 酷く… 嫌な夢を見た…。





 夢の中は白黒で起きると妻は隣にいなかった、いつも通り博士達に挨拶するとこう言われた。


「誰ですかおまえは!」

「危険です博士!」


 たまらず逃げ出してしまった。


 他のみんなも同じような反応、姉さんは低い声で俺を威嚇し、師匠は稽古の時とは別の殺気を込めた攻撃を加えてきた。


 パークのどこに行っても同じで、皆俺を化け物か何かを見るような目で怯え… 威嚇した。


 なんで?なんで?俺はどうなった?


 走って走って逃げた先は港で、俺は海面を覗き込んだ時に気付いた。


 

 なんだよこれ!?



 髪が黒い… 真っ黒だった。


 怖い怖い怖い…!俺はどうなったんだ!俺はなんなんだ!?


 俺は…。


 のけもの…?




 でもそんな時に救いが現れた。



「シロさん?どうしたんですか?」


 振り向くと彼女がいて、彼女だけは俺を俺として認識してくれた。

 怖くて堪らなかった俺はすぐに彼女の元に駆け寄った。


「髪が真っ黒ですよ?あ、僕とお揃いですね?エヘヘ…」


 なんていつものように照れ笑いを浮かべる彼女を、俺は抱き締めて泣いた。


 でも…。


 意思に反して俺は右腕を振り上げていた。


 待て何をするつもりだ?


 おいよせやめろ!




 やめろぉぉぉぉぉーッッッ!?!?!?



 そしてそのまま右手を振り下ろすと彼女を…。







「やめろッ!?」ガバッ


 二人の家、二人のベッド。


 隣にはスヤスヤと穏やかな願おで眠る妻。


 寝汗?冷や汗?とにかく俺は今汗びっしょりだ、なんだ今のは?やけにハッキリ覚えている。


 酷い夢だ、なんでよりにもよって今日みたいな日に…。


「うんん… シロさん?どうしたんですか?」


「あ、ごめん… 起こしちゃったね…」


「スゴい汗… あれ?泣いているんですか?」


 体は震えていた、怖くて仕方ない。


 さっきのはなんだったんだよ?


「なんかすごく怖い夢を見て… あ、かばんちゃん!俺の髪!白い!?」


「髪… はい、いつも通り雪みたいに綺麗な白ですよ?」


 そっか、そうだろ?夢は夢… 当たり前のことだ。


「大丈夫ですか?」


 その時彼女は抱き締めてくれて頭を優しく撫でてくれた、あんなに怖い夢は初めて見た。


 こうして安心させてくれる君… そんな君を俺は…。


「怖かった… みんな俺を怖がって、怒って、襲いかかってきて…」


「よしよし… 僕はいつでもシロさんの味方ですよ?」


 最後は、君を…。


 いや…!


 たとえみんなが敵に回っても彼女は俺の味方だ、そういうことにしよう。


 きっとそういう夢だったんだ。


「落ち着きましたか?」


「うん…」


「なんでも言ってくださいね?」


 凄い安心してきた、やはり持つべきものは愛する妻だ。


「かばんちゃん大好き…」ギュ~


「ふふ、僕もシロさん大好きですよ~… あ、もうシロさんったら!」


 安心したら急にね、すいません本当に。


「もう一回… しますか?」


「うん」←即答






 

 大丈夫だ。


 どんなに辛いことがあっても、君のためなら頑張れるから。

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