第14回マルヤマ大賞 受賞者発表サイト

第14回マルヤマ大賞

受賞者発表!


『第14回 マルヤマ大賞』応募総数201,183作品!


― ― ― ― 最終選考委員 ― ― ― ―

丹生安二郎(作家)

松茂滝次(作家)

佐々木小兵衛(アニメーション演出家)

真木邦彦(映像プロデューサー/株式会社ブックブックレッド 取締役副社長)

鳥飼門司(株式会社マルヤマ書店 代表取締役会長)

渥美清江(株式会社マルヤマタスキー・エンタメ事務局 統括本部長)

和田井子(マルヤマ文庫 編集長)

佐藤嘉次郎(マルヤマモンデシー文庫 編集長)


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


【大賞】 正賞+副賞500万円(ビビットコインでの支払)

あなたの願い、ピンポイントで潰します♡

『名無し室長の人心掌握術』

風祭菩薩

かざまつり・ぼさつ/28歳


STORY

 鬼が来たりて、人の願いを喰らう。

 「もっと時間を」「金を」「健康を」「才能を」。

 人が望んだそれのみを、狙い撃ちにするように。

 願いのnucleusを打ち砕かれ、途方にくれる人類。

 その時、ヤツが現れた。

 人類を導く彼の名は不明。職業は……室長。


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


【金賞】 正賞+副賞100万円(ビビットコインでの支払)

ヒロインがすこぶる可愛いだけじゃ、だめですか?

『それ! それだよそれ! いや、あれ!』

掛井知治

かけい・ともはる/29歳


「押しかけ女房にも程がある」

 そう嘆息する俺、増岡郁は、ごく普通の男子大学生だ。

 一夫一妻制は「押しかけ」には適用除外される世界……って言ったって、押しかけすぎじゃないだろうか。

 ちょっと待って? 「女房ボックス」って何? 何が切っ掛けで、女房が放出されるの?

 早く原因を見つけないと、もう自宅のスペースがギュムプププ!


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


【銀賞】 正賞+副賞50万円(ビビットコインでの支払)

好きになるほど、貴方がわからなくなる。

『四六時中五里霧中』

皐月美江

さつきよしえ/27歳・兵庫県


幼い頃からの腐れ縁、だったはずなのに。

あいつはいつも、意味深な事をつぶやいていた。まるで、この世界の言葉では、無いみたいな。

 あいつの事を、わかっていたつもりだったのに……。

「君が好きだ」から始まる、相互理解の物語。


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


【マルヤマ文庫賞】 正賞+副賞100万円(ビビットコインでの支払)

 それは、繊維質の塊だった――。

『セロリは光り輝く』

先後こも

せんごこも/30歳


STORY

 戦乱の只中にあった。

 焼かれた村。

 接収される農作物。

 かつて「帝国の英雄」とよばれたその男は、畑を守り、反旗を翻す。

 壊れつつある世界から食を守る、希代の《セロリスト》として――。

 押し寄せる現実と苦い汁。

 彼は、筋を貫き通す事ができるのか?


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


【奨励賞】 副賞10万円(マルヤマギフト券での支払)

 ヤツは、渇水時に現れる――。

『ダム探偵の水底事件簿』

融着螺着

ゆうちゃく・らちゃく/21歳


STORY

 夏。毎年のように世界を襲う日照りは、ダムの水位を容赦なく下げていった。

 そして腐乱死体が発見される。

 その数は、毎年108体――奇しくも煩悩の数だった。

 丸房村の少年は、今年も、あの探偵を目撃する。

「ダムの事しか頭に無い」としきりに繰り返す、「ダム探偵」の姿を――。


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


【奨励賞】 副賞10万円(マルヤマギフト券での支払)

人格移殖OSではない。祖母と祖母とを繋ぐ糸だ。

『おばあちゃんコンピュータ』

作並了

さくなみ・りょう/26歳


STORY

 人工知能の発達は、人類の存在意義を脅かした。

 人の脳を模した《ニューラル・ネットワーク》。それに伍し得るのは、おばあちゃん同士の、横の連帯感

 《コミュニケーター》と呼ばれる病弱の少女は「本当の」温もりを知ることになる。

「これが、バーチャンリアリティ!」と、呟きながら、少女は祖母おとなに成っていく。

 気持ちが温かくなる、ハートフルドラマ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る