第415話 今まで出てきた魔法③
《ニックの水創成魔法》
形式『感覚、創成』
種類『水流』
創成魔法、自らの魔力から一から全てを作り出す魔法で、物凄い魔力消費と集中力を使うので疲れるが、自在にカスタマイズでき、手足のように操れる。だが、できるならば型に嵌まった楽な詠唱や魔方陣の方がいい。
原始の魔法の一種で、雷覇の電撃魔法は一応これに分類される。魔物も悪魔もこれ。
慣れれば苦じゃなくなるが、慣れるまでに時間が掛かり、更にツラい。
ニックは大量に作り出した上に、雷覇の魔力に干渉しやすく改造したので魔力ゴッソリ持っていかれた。
ーー
《チクセの土創成魔法》
形式『感覚、創成』
種類『土石』
本物そっくりの岩壁を作り出した。
ーー
《ニックの転移解除の魔方陣(複数)》
形式『魔方陣』
種類『干渉、解除、無効、切断…等々』
拘束した悪魔達を誰かが転移させようとしている魔法に対抗するべく持てる限りの知識で魔法キャンセルをしようとしたが、魔力不足と、相手側も妨害されるのを分かっていて、同じように妨害キャンセルの干渉をしていた為に、抵抗も敢えなく悪魔達を持っていかれた。
ーー
《魔法返し(上級)》
形式『不明』
種類『干渉、転換、指定』
その名の通り魔法の効果をそのまま返す魔法。
上級魔術師が使えるものだが、限度があり、ニックの複数の妨害魔方陣を返した事から相当な魔法の使い手だと予測される。
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《ノルベルトの魔法》
形式『感覚』
種類『浮遊』
ノルベルトのもって生まれた魔法属性だが、魔力酔いをしやすいので出来るだけ使いたくない。
使えば少しの間、物を浮かせられる。
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《アレックスの魔銃(爆発)》
形式『魔方陣、魔銃』
種類『爆発』
アレックスのよく使う魔法。牽制や攻撃、物を弾くときに活用。
ーー
《アレックスの魔銃(電撃)》
形式『魔方陣、魔銃』
種類『電撃』
当たったら普通に気絶するほどの威力。
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《アレックスの魔銃(正義の鉄槌を下す/爆発)》
形式『魔方陣、魔銃』
種類『火焔、爆発、重力』
『正義の鉄槌を下す!!!』
テンションが上がったアレックスの魔銃による魔法。
大きな白く発光する火の玉を発生させ、対象を飲み込んだ瞬間火の玉内で大爆発。範囲をを最小限にしながらも威力は爆弾。
ーー
《
形式『魔方陣』
種類『光彩、精神』
対象を景色の一部にするほどに存在感を消す。
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《ライフスペントレード( 上級神聖魔法/禁術)》
形式『魔方陣、魔銃』
種類『神聖、回復、時間』
上級神聖魔法、自らの寿命(負った傷を治すのに必要な年月)を犠牲に五分間だけ不死身にする。発動するときは自らの心臓に撃ち込む。少しでも外れれば死ぬ。禁忌魔法に指定されている。
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《アレックスと魔銃(火焔)》
形式『魔方陣、魔銃』
種類『火焔』
火炎放射機並の炎を放つ。
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《メテオ・ショット(上級攻撃魔法)》
形式『魔方陣、魔銃』
種類『火焔、爆発、旋風、土石』
大砲並みの爆音。
光が複数に分裂し、七色の光りを纏いながら飛んで、着弾すれば大爆発を起こす。ショットガンの弾が全て爆発すると想像してくれればだいたい合ってる。
ーー
《古のおまじない》
形式『詠唱、言霊』
種類『回復、旋風』
夕焼けの色 優しく 時に悲しく 柔らかい髪を撫でる 愛でるように 慰めるように 君の瞳から溢れる真珠も綺麗だけど やっぱり笑顔が一番だ サラマンドラ 痛いところは何処?
見せてごらん 手をかざして共に唱えよう。
『野を越え山を越え海の向こうまで、苦痛よ、燕となって飛びされ、傷は不死の鳥の羽で癒して』
昔からあるおまじない。
恐らく何処かの古の魔法使いがサラマンドラという人の傷を治した事でできた魔法だと言われている。
痛いの痛いの飛んでいけに近いが、ちゃんと唱えて発動すれば、痛みを抑えて回復をさせる。最近じゃ『』内の言葉しか伝わっておらず、怪我をした子に母が言うおまじないになっている。
昔は傷を癒す人がこの呪文で治してたが、魔力を同調させる為に『』並の言葉を魔力を繋げて唱えていた為、この呪文が無くなっても『』の言葉だけ体が覚えていて未だに残っている為だと推測されている。
ーー
《ヒーンヒュー》
形式『詠唱、言霊』
種類『旋風、浮遊』
ふわりと風をその身に受けて、あがらう事無く受け入れる。右に左に揺蕩たゆたって、いずれは大地に舞い落ちる。 《ヒーンヒュー》
高いところから飛び降りる際に、風を使って無事に降りられるように速度を調整する。
ーー
《ナナハチの呪い/禁術》
形式『不明』
種類『不明』
人を記憶を対価に動く死体にする、体の半分が残されていれば動くことはできる。血は流れても血は必要とせず、飲み食いしなくとも魔力があれば動ける。ただし、負傷すればその部分を補うために記憶を削るので意思が無くなっていき、やがて指示されなければ何もできないただの人形になる。それを操り人形にすれば手の良い駒の出来上がり。ただし死体では三日しか持たないので、長く効果を持続させるには辛うじてでも“生きている”という条件が必要。記憶が無くなっても魔力で補う事も可能な個体もいる。
禁術の代表作。
ーー
《ナッシンの魔方陣(上級)》
形式『魔方陣』
種類『光彩、精神、凍結』
意識逸らしの魔方陣の上級版。此処には何もない。と、強制的に意識に訴え掛ける。
設置が面倒だが、設置が完了すれば楽。ただし、一つでもずらされれば解除されるまで。
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《フリーダンの魔法(超上級)》
形式『詠唱、言霊』
種類『移動』
彼方へ飛べ。
これだけで神の作った空間へと移動ができる。
だが、移動ができるのは観測者と、許可した者のみ。
ーー
《対話の魔方陣》
形式『魔方陣』
種類『精神、不明、不明』
指定した彼のモノとの会話をできるようにする。
例えば、神に近い存在とか、憑依しているモノとか、龍とか。契約や交渉に用いるが、失敗すれば対価として命を失う事もある。禁術指定だが、実はルキオにも似たものがある。
普通は暴れられないように鎖に縛られたりしているが、あまりにも相手の力が強いと鎖が無いときもある。
交渉次第で有利になったり不利になったりするので、交渉力が必要になるぞ。
ーー
《纏威》
形式『感覚』
種類『氣』
氣で周辺の魔力を巻き込んで、それを推進力や攻撃に使う。
現在使えるのはザラキと雷覇のみ。
魔法かどうかは不明だけど魔力を使ってるので一応記載。
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《身体能力向上》
形式『感覚』
種類『電撃』
細かい電撃を体内に流すことによって、火事場の馬鹿力を出すことが可能になる。
前は電撃攻撃や纏威と併用出来なかったが、使いすぎて条件反射で使えるようになったので併用できるようになってきている。
ただし副作用として後日酷い筋肉痛になる。
最近はちゃんと鍛えているので気にならないほど軽い筋肉痛になる程度。
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《門開きの魔方陣》
形式『魔方陣』
種類『移動、光彩』
光印矢の劣化版。指定の魔方陣を付けた矢の着地点に転移させることが出来るが、有効範囲が二キロ程しかない。
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《雹》
形式『感覚』
種類『凍結』
雷覇の使う魔法。
上空の水分を冷気で氷の粒にしたあと、そのまま水分をどんどん吸収して巨大化し、霰となって降り注ぐ。
注意点は、空気中の水分によって左右されやすく、雨だと大災害になるし、砂漠だと自分の魔力で氷を生み出さなくてはいけないので大変。
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《スパイダネットの魔方陣》
形式『魔方陣』
種類『凍結、神聖、土石、樹木』
ギリスの変態技術が詰め込まれた結界。
混沌属性を持つ物を引っ掛けて捕らえ、ジワジワと侵食する。破られても効果はある。
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《
形式『魔方陣』
種類『光彩、精神』
一般人には見えない魔力で書かれた物を一時的に見えるようにする魔方陣。使いきり。
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《ヒーリンの魔方陣》
形式『魔方陣』
種類『神聖、回復』
携帯用回復魔方陣。
お手頃で、回復速度を二倍ほど早める。
副作用として治るとき特有の痒みも二倍で少し痛い。
ーー
《アイスバーンの魔方陣(初級)》
形式『魔方陣』
種類『凍結』
一定範囲内の地面を凍結させる。
夏に使うとしばらく涼しい。
ーー
《アイスバーンの魔方陣(上級)》
形式『魔方陣』
種類『凍結、結合、連動』
アイスバーン(初級)を魔方陣の一部として利用して、更に巨大な魔方陣を形成することにより、指定の大地と上にある物を巻き添えにして凍らせる。
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《ストーン・フライ(上級)》
形式『魔方陣』
種類『土石、浮遊、旋風、爆発』
ストーン・フライの上級。石が岩になる。
ーー
《対機関銃壁》
形式『創成』
種類『土石、凍結、樹木』
一つ一つ、二人一組で合言葉代わりの呪文を唱えながら造り上げていく。噛んだりずれたりしても強度が落ちるのでアーノルド達は大変だった。
ただし完成すれば、しばらく機関銃の連弾に堪えられる。
現在魔方陣を制作中。
完成すれば量産可能。
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