第20話

花火当日。


私は誘われ友達と行くことに。

先輩と花火に行けたら着ようと思った水色のワンピース。

いつもと違って女の子らしいと私自身も思う。


友達と準備していたら思いが心の外に出てた。

「先輩と行けたらな。」

無意識で、何も考えずに漏れた本音。


涙が出そうで、でも抑えた。

抑えきれなかった分は1人の時と、

綺麗な花火にみんなの目が夢中の時にこぼした。


先輩。

どこで同じ花火を見ていますか?

いつになったらとなりで見せてくれますか?



ほかの人にとっては綺麗で楽しい花火。



私にとっては悲しくて儚い花火。



先輩は?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

おなじ。ちがう、ちがった。 @fuuka1206

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ