祈詩
この世界は愛に飢えている?
この世界は誰のためにあるのだろう
あなたのため?
私のため?
それとも幼い彼女のため?
私がちょうど深い眠りに落ちる頃
まだ幼い彼女は空を見上げた
遠く光った
ミサイルを見て
流星と間違えて彼女は祈った
みんながみんな仲良く暮らせるように
幼いながらも彼女は心からそう願った
しかし何と言う皮肉だろうか
きっとあのミサイルによって
多くの人が傷つくであろうに
何と言う皮肉だろうか
きっとあのミサイルによって
世界はまた愛に飢えるのだ
本当に何と言う皮肉だろうか
きっとあのミサイルによって
彼女の願いはたちまち世界へと広がるだろう
この願いはいったい誰が叶えるのだろう
あなた?
私?
それともあの幼い彼女?
いいえ
彼女はそれらを知っていました
それは私たち"みんな"です
今...
みんながみんな誰がために祈りを...
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