世界で、一番の勇者
ままごな
第1話プロローグ
地平線なんて、ちっぽけだろう?
その人は、言った。
この話をしたくはないよね?
その人は、言い切ったように、言った。
君の事を主人にしたいんだ。
そういい残して、俺にキスを、した。
その人は、言った。
やっと、会えたのですね。
って。
言っていた。
その人は、言った。
俺の事柄が、好きなのであろう?
「そこまで…じゃない。」
なんて、言って。
手にキスを、去れて。
びっくりした。
私は、咄嗟に、逃げようと、思った。
あなたの事を拉致りたいです。
なんて、言われて。
嫌だとは、言えなかった。
この人は、きっと、私の事が、好きなんだろうなんて、可笑しな事を考えていた。
今日は。
きっと、この人は。
私を見てくれる。
なんて。
考えて。
「ありがとう…ございます」
と、言えた。
世界で、一番の勇者 ままごな @kakuymu
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