第8話 逃れられぬ因縁

 啓悟はイーリスとアルマの当面の問題をクリアして安堵すると、大きく深呼吸して空を見上げる。


 生まれ育った世界で見た空同様青かったが、それは少年時代育った田舎で見た青空と同じであり、大人になってから住みついた都会の空とは違っていた。

 深呼吸により吸い込んだ空気も美味しかった。彼は少年時代に味わった空気のおいしさを思い出し、そこで味わった大地の息遣いとも言える様々な匂いを楽しんだ。

 木の匂い、草の匂い、水の匂い、土の匂い等これらの匂いは、都会に住むようになってからは、中々楽しむ事が出来なくなってしまっていた。

 先ほどまで潜っていた森の中では気の休まる時が無かったせいで、じっくりと味わう余裕が無かったが森を抜けて少し余裕が出て来たお陰で、この世界に来て久し振りに堪能していた。

 この世界で生きていくのも悪く無いなと思いながら、もう一度深く堪能するために大きく深呼吸した。しかし、その思いをぶち壊す臭いが、大地の息吹の中に微かではあるが混ざっていた。その不快な臭いは、森の中で散々香がされた臭いだった。


「爺さん、少し馬車を止めてくれ!」


 啓悟は臭いの元を探る為、老人に馬車を止めさせた。

 正面から吹き寄せるそよ風に乗って、その不快な臭いが漂ってきていた。老人の村、ひいてはベルメール方面へ続く正面の道は、緩やかな上り坂になっていて、坂の頂上から先の見通しが利かない、啓悟は嫌な予感がして老人に尋ねた。


「爺さんの村はここからどの位離れてる?」


「直ぐそこじゃ、この坂道の頂上を超えると見えてくるはずじゃ」


「やはりか! 爺さん止めさせた所悪いが、村へは急いだ方が良い! イーリス、アルマは戦闘準備しておけよ」


 啓悟はそう言って、新たに作り出して肩から下げていた《MP―7》の弾倉を抜いて、全弾装填されているのを確認すると銃に戻す。銃の槓桿を引き、薬室に弾薬を装填して直ぐに発砲出来る様にした後で、銃の安全装置を掛ける。そして、後ろを振り向きイーリスに声を掛けた。


「イーリス、弾薬は足りてるか?」


「大丈夫、再生は済んでる」


「よし、それなら結構だ」


 啓悟はイーリスに弾薬の再生が済んでいるかを確認した。イーリスや啓悟の銃は予備弾倉を含めて啓悟が能力で作り出したものだが、一定の儀式を済ませれば、それに装填される弾薬が消費されても一定時間をおいて再生するようになる。

 再生時間は使用者の保持魔力に依存するようで、イーリスの方はどうしても啓悟の様に再生しない為、啓悟が予め弾薬だけを作り出して彼女に渡す事にしていた。

 しかし、街道に出てこの方殆ど戦闘が無かった為、訓練に使用した弾薬も再生済みだったようだ。

 馬車は先程とは打って変わって、猛スピードで坂を駆け上がっていた。老人は啓悟の態度に、この先の村で起こっている事態を察し、馬を目一杯追った。

 馬車が坂道の頂上に差し掛かると、村が見えて来て、これから起こるであろう事の全貌が見えて来た。


「何て事じゃ! オークの襲撃じゃと!」


 老人が叫ぶ。今、まさにオークの群れが村を襲おうとしていた。


「爺さん! 連中を素通りして群れの前に出してくれ! イーリス、アルマ、素通りしたら馬車から飛び降りて、連中の前に立ちはだかる、行けるか?」


「上手くやって見せる!」


「大丈夫! やって見せます!」


 イーリスとアルマは口々に答えた。


 オークの群の間を馬車がすり抜ける、啓悟は二人の様子を見ていると、呪文を起動させていた。イーリスは風系、アルマは水系の魔術を起動させていた。


 馬車が群の間を抜けた途端、起動させていた呪文〈レインフォール〉を先ずアルマが放つ。彼女が放った呪文は、オークの群れの頭上に大量の水を発生させてそれを降らせ、オークとその周囲を水浸しにする。続いてイーリスが〈ブリザード〉の呪文を放つ。彼女の呪文は周囲に猛吹雪を引き起こし、範囲内にいる敵を凍らせる呪文だがアルマが大量に降らせた水との相乗効果で、呪文範囲内にオークの氷像を大量発生させた。


 イーリスと啓悟は同時に馬車を飛び降り、アルマはそれに続く、森籠りの間に運動神経の劇的向上を遂げたイーリスとアルマの二人は、その動作を難なくこなして、綺麗に地面への着地を決めた。

 そうして三人は特撮やアニメのヒーローさながらの登場シーンで、オークの群れに立ち塞がる。

 啓悟とイーリスは地面に着地したと同時に左右に展開し、氷像と化したオークに銃弾を浴びせてそれらを砕き、続いて降り立ったアルマがショートソードを構えて呪文を起動させ、突破を遂げたオークに備えた。

 啓悟は、あまりにも厚過ぎる肉に包まれた胴体を避け、頭を狙うようにしていた。


「イーリス! 胴はあまりダメージが行かない、頭か脛をねらえ!」


「分かった!」


 イーリスはそう言いながらも、既に啓悟に倣い頭を狙って射撃を繰り返していた。

 周囲に流れ弾が行かない様に注意を払うべき所だが、村人がオークの襲来で家の中に避難しているお陰で、この場に野次馬がいない為に遠慮なく銃が使えた。


 三人が、森の中で幾度となく繰り返した戦法で、次々とオークを屠っていく。

 アルマが先行してきた集団に、土を巻き上げて壁を作る〈土壁〉と言う魔術で足止めを掛けて、後ろから続いてきた集団と団子状態になるのを見計らい、イーリスの〈火球〉で纏めて吹き飛ばして数を減らしていた。イーリスは魔術の利用制限をする必要が無くなったので、遠慮なく爆発を伴う火炎系魔術を使っていた。一方啓悟も〈閃光発音筒〉と〈破片手榴弾〉を駆使して似たような事をして数を減らすが、とにかく数が多すぎた。


 流石にイーリスが疲労を見せ、アルマが魔力切れの兆候を見せ始めたので、啓悟はこの場を放棄して彼女たちの保護に専念するかどうかを考え始めた時、背後からガチャガチャと音を立てて、物々しい恰好をした騎士が駆けつけて来た。

 啓悟はこんな小規模の村にも騎士が居た事に驚いたが、騎士が馬車の老人に向って叫んだ言葉で、更に驚いた。


「お館様! ご無事ですか!」


 老人は、どうやらこの村の責任者の様だった。


「ランス! 来たか。教会の聖騎士と神官共はどうした?」


「連中なら教会の門を閉ざして引き篭ってますよ」


 ランスと呼ばれた男は肩を竦めながら、呆れたような口調で答えた。


「ふむ、仕方が無い。今、客人方が踏み止まって、オーク共を抑えておる。貴様らも今直ぐ加勢するんじゃ」


「了解しました!」


「よし! 野郎ども行くぞ!」


「「「「「おう!」」」」」


 ランスは後ろを振り返って部下たちに声を掛けると、後ろの部下たちも声を揃えて応える。それを聞いたランスは、先陣を切ってオークの群れに切り込み、五人の部下もそれに続いた。


 啓悟は内心ほっとしながら、騎士達の突撃を確認すると、作戦を変更する為に銃を下ろして刀を抜きつつ、イーリスとアルマに指示を飛ばした。


「イーリス! アルマ! 騎士たちと入れ替わって後退! その後、イーリスは防御魔術と回復魔術、アルマは攻撃支援魔術で騎士たちを支援してくれ」


「「分かった!」」


 二人が声を揃えて返事すると、それぞれ支援魔術を起動しながら後退する。

 入れ替わりに突撃した六人の騎士達は、外から来た客人に負けられないとばかりに勇敢に戦った。

 啓悟は、騎士達が討ち漏らしたオークを片付ける事にして待ち構えたが、対峙した騎士達がいずれ劣らぬ手練れ揃いの上、イーリスとアルマの強力な支援もあったお陰で、殆ど討ち漏らしが無く、暇を持て余す事になった。

 そして五人の騎士が合流して十分も経たずに、襲撃して来たオークは全滅した。


 啓悟は刀を納刀して辺りを見渡す。村の入り口付近中心に自分達が斃したオークの死体が散らばっていたのだが、先程加勢して来た騎士たち各々がオークの死体の前に屈んで何かをやっていた。

 彼等が何をしているのか興味を持った啓悟は、それを観察する事にした。

 彼らは、オークの死体を単純に片付けるのではなく、解体していた。頭を落として皮を剥ぎ、はらわたを取り除いて四肢を切り分けると、いつの間にか集まって来た村人が引いてきた荷車に出来上がった肉塊を次々と乗せて行った。


 その様子を眺めていた啓悟に、馬車の老人が近づいて話しかけて来た。


「改めて自己紹介というのも何じゃが、儂はこの村で領主をしておるガストン・ミュールと言う者じゃ」


 老人の自己紹介に啓悟も応じた。


「俺はケイゴ、後ろの小さいのがイーリス、隣の美人がアルマだ」


 そう啓悟が自己紹介すると、小さいのと言われたイーリスは頬を膨らませて不満そうな顔で頭を下げ、美人と言われたアルマは恥じらいの表情を浮かべて頭を下げた。

 自己紹介を受けたガストンは、早速啓悟に提案を申し出て来た。


「済まないがケイゴ殿、あんた方が仕留めたオークは儂らが貰い受けても良いじゃろうか? その分謝礼は十分にさせて頂くと言う事で、容赦願いたいんじゃが」


 老人の申し出に、啓悟は困惑しながらも、その真意を老人に問い返した。


「貰い受けるって、あれどうするんだ?」


「どうするんだと問われても、食糧にするとしか答えられんのじゃが?」


 しれっと答える老人に、啓悟は驚愕の表情を隠せずに重ねて問いかける。


「食糧? あれ………、食えるの?」


「食えるの? って………。あれでも立派な豚肉の代用品じゃぞ」


 当たり前の事の様に返答を口にする老人に啓悟は新たに知らされたこの世界の常識に対してポツリと感想を漏らした。


「俺には人食いの風習は無いんだかなあ………」


 いくら魔獣と言っても人型である。人を殺めるのにも強い忌避感を覚えるのに、それを食べるとなると、抵抗を感じるなと言う方に無理がある。

 いつの間にか、啓悟の横に寄り添っていたイーリスが、啓悟の困惑を察して説明してくれた。


「その点は余り気にしなくて良い。オークは元々、前に話した反魂魔術の研究目的の実験素体として産み出された物。あの研究は人体実験が常態化していたために実験用の素体を求めて誘拐が頻発し、大きな問題となってた。その問題で民衆から反感を買い、没落まで追い込まれた王家もある」


 彼女はその説明に不可欠なのか、反魂魔術の歴史を紐解き始めた。


「それで、実験素体の代替えとなるものを、各国の宮廷魔術師がそれぞれの研究によって産み出した物が、ゴブリンであり、コボルトであり、オークだった。これ等の実験素体は大量に必要となる為、何れの種も強い繁殖力を持たせた。そのお陰で研究用の素体には不自由しなくなったが、現在ではそれが逆に仇となって各地で異常繁殖し、様々な問題を引き起こす害獣になってしまった」


 イーリスは、目の前で肉にされている生き物に付いて更に解説する。


「このオークと言う生き物は、背骨と手足を強化して直立歩行など人と同じ動きを実現させた実験素体、ただ知能に関しては人には遠く及ばず、その為に理性が無く本能の儘に行動する凶暴な豚の害獣と化した。要は凶暴でちょっとだけ知恵が回り、直立歩行する豚だと思えば良い」


「なるほど、豚の品種改良を重ねた挙句に、出来た失敗作と言う訳ね………」


「うん、そう思った方が良い。これから先、口にすることが度々あると思うから」


 イーリスの言葉に啓悟は複雑な表情を浮かべて、解体されていくオークを眺めていたが、反対側から老人の声が聞こえた。


「それでのう先程の件じゃが、どうであろうか?」


 領主のガストンが、おずおずと尋ねて来るのを聞いて、イーリスとの会話のお陰で忘れていた本題を思い出した。


「ああ、済まない。オークの死体を譲る代わりに、謝礼を頂く件だったな。それなら喜んで受けるよ」


「本当かね、あれを売れば相当な収入になると思うんだがのう」


「爺さん、無茶言わないでくれ。あれだけの物を、三人だけでどうやって運べって言うんだよ。それに、どうせこの村にはあれを換金できる程の交易所も無いだろ?」


 啓悟は、解体作業をしている横に積み上げらえれたオークの死体の山を眺めながら、ガストンの申し出を受けた理由を口にして更に付け加えた。


「それに、あんたの所の部下も奮戦して得た成果だ。権利を主張しても良い位だ」


「おおっ、そこまで言って頂けると助かるのじゃ。では早速謝礼を渡したい、屋敷まで案内しようぞ」


 ガストンは荷卸しの済んだ馬車に乗り込み、手招きをして馬車に乗り込むように促す。彼の手招きに啓悟は馬車に近づくと、イーリス達が乗り込むのを手助けした後で、彼自身は何の苦も無く荷台によじ登って馬車に乗り込んだ。


 啓悟たちが馬車に乗るのを確認すると、ガストンは馬に鞭を入れて馬車を出発させる。啓悟は馬車の縁に腰を掛けてゆっくり流れる村の風景を眺めた。この村に着いて初めて、ゆっくり観察するゆとりが生まれた。周りを見渡してみると、ガストンは村と称していたが、見れば見る程立派な街と呼べる作りだった。


 大通りは綺麗に整備され、軒を並べる店舗こそ宿屋を兼ねた酒場が数件有るだけで、後は道具屋位しか無かったが、村で採れた収穫物などを直売するための大型の施設や馬車を止めるスペースなど、市場の機能も充実していた。だが、買い付け専門なのか交易所は無く、冒険者や傭兵等を束ねるギルドと言う物も無かった。


 暫く馬車に揺られていると、道の先にある大きな屋敷に辿り着き、門の横に帝室の紋章の入った旗が立ててあるのを見て三人は固まった。


「「ケイゴ……………」」


「………何も、………言うな………」


 イーリスとアルマは同時に旗を指して啓悟に声を掛けるが、彼は何とか声を絞り出してそれを制した。そして出来る事ならガストンに出会うまで時間を巻き戻したいと、啓悟は心の底から思った。

 わざわざ半日も時間差をつけて避けたはずなのに、ガストンと出会い、オークの襲撃に巻き込まれて、屋敷まで案内された事で、折角の半日差を埋められてしまった。このうちのどれか一つでも欠けていれば、こうはならなかった筈だった。

 この一連の連鎖に、誰かの悪意すら感じた啓悟は、諦めた様にそっと溜息を吐く。

 袖触り合うも多生の縁。確か昔の偉いお坊さんが言った言葉だったか、縁と言う物は偶然では無く深い因縁によって起こる物らしい。

 この因縁が誰の因縁かは知らないが、今の啓悟たちにとっては不都合な縁だった。


「どうかなされたかのう」


 事情を知らないガストンが、それぞれの反応を不審に思って尋ねて来た。


「いや………、何でも無い」


 啓悟は平静を装って返事を返して、ガストンに話す。


「それよりもガストン殿。本日は、やんごとなき御方が御逗留のようだな、俺達の様な流れ者が押し掛けて大丈夫なのか?」


 ガストンは啓悟の問いを聞くと、一度イーリスとアルマの様子を伺って、啓悟に笑いながら話しかけた。


「はっはっは! ケイゴ殿が気に病むのは分かるが、今御逗留されて居られる御方達は、その様な事を一切気になさらない方々じゃよ」


「ふう………。暗殺の心配ぐらいしろよ」


 ガストンがそう言うのを聞いた啓悟は、額に指を当てたまま溜息を吐いて、呆れたように呟いた。


「暗殺ぅ、あの方々に中途半端な刺客を送っても、返り討ちが関の山じゃ。ケイゴ殿達は先程の反応で、刺客では無いのが丸分かりじゃし」


(チッ、喰えん爺さんだよ。気付いているクセに、恍けた問い掛けして来たのかよ)


 先ほどのイーリスとアルマとのやり取りと、それを見て問いかけて来たガストンとの事を思い出して、啓悟は心中で毒づいた。


 門に近づくと警護の騎士が、王国軍にも似た帝国式の敬礼をガストンに捧げていた。身なりこそアレだが、流石にこの屋敷の主だけある。


 門を通り抜けて馬車を玄関に着けると、ガストンは馬車を降りて出迎えていた執事とメイドに何やら伝えると、そのまま屋敷に消えた。三人は執事が置いた踏み台に足を掛けて次々と馬車を降りると、メイドが近づいて来て屋敷の中に案内された。

 応接室に案内された三人は、並んでソファーに腰を掛けて差し出された紅茶をそれぞれが楽しんでいた。


「……美味しい紅茶………」


「ええ、ゴルドバ産でしょうか………」


 啓悟は二人の感想を聞きながら、紅茶を飲んで一息ついた。

 ガストンはああ言っていたが、ここでの滞在はリスクが大きいと啓悟は感じて、謝礼を頂いたら直ぐにでもここを発とうと決意してガストンを待った。

 やがてガストンが執事を伴って入室していた。


「ケイゴ殿、長く待たせて申し訳ない。ここで逗留される方々に挨拶を行っていた故、遅くなってしもうた」


 ガストンは執事に目配せすると執事は重そうな小袋を三つ、啓悟の方へ差し出して、テーブルの上に置いた。


「三等分にしてきたが、都合が悪かったじゃろうか」


 ガストンが心配して尋ねたが、啓悟はその心配が無用の物であると告げた。


「いや、その方が助かる」


 啓悟はそう答えつつ、イーリスとアルマに袋を一つずつ渡し、最後の一つを両手で持って立ち上がってお辞儀をすると、ガストンに礼を言って辞去する旨を伝えた。


「ガストン殿、過分な謝礼感謝する。それじゃ申し訳ないが、これで失礼させて頂く。――――爺さん、達者でな」


 そう言って啓悟が立ちあがると、ガストンも立ち上がって啓悟に言った。


「残念じゃが仕方が無かろうな、お主も達者でな。今度あいまみえる事があるなら、ゆっくり酒にでも付き合って貰うぞい」


「ああ、本当にそうなったら、幾らでも付き合ってやるさ」


「忘れるで無いぞ!」


 啓悟の返答にガストンは念を押すと、啓悟は手を振って分かったと意を示して応接室を後にした。


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