世の中にうまくいかざる折ふしはまくら辺にたつ伯母がかげかも

【読み】

 よのなかにうまくいかざるをりふしはまくらべにたつをばがかげかも


【大意】

 世の中でうまくいかないことがあるときには、まくらの辺りに伯母のかげが立つことである。


【附記】

 血は争えないとは言ったものである。


 第四句をかなり置き悩んだ。そのかいあってよい着地点を見つけられたように思う。第二句のくだけた表現もポイントと言えそうである。


 推敲前、第四句「うたた差しくる」→「まなかひに立つ」。

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