星と夢

珍しげに浴衣姿見せた

ホットスマイルな君


アツアツのフランクフルト

ケチャップの色は 青!?

星を乗せたいものだね


零れ落ちる涙のように

星が河を下ってきて

君と歩いた小さな里と町を

数えている僕


そんな星の群れを見た君

「抱きしめられれば良いのになぁ」

ちっぽけな君が、

そんな大きな願いを呟いた。


七夕で会う二人のように

大それた夢と逢えれば良いな、って

僕も呟いてみた


願いと希望が水と泡だったなら

フランクフルトと肉だって

一瞬と無意識の思い出にしか

ならないはずなのに


何故か明日を呼びたがってんだ

怯んだとしても

この声は捨てられないだろう?


いつしかの短冊に載せた歌を

更に強くしていくよ

もう子どもじゃないんだと



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る