第6話 スキルをあげるしかない。
WebデザイナーというかWebの仕事をしたくて、いくつかのエージェントにも登録しているが、なかなかいい結果が出ない。
やっぱり、年齢なのかな、また、日払いとか、そういう仕事に戻っちゃうのかなと、そういう考えが頭をよぎる。
ある人から
「仕事はどうですか?」
と聞かれたときに、
「年齢で厳しい」ということを話した時、「はっ」とした。
これって、「あきらめてる?」
世の中には2つのタイプがある。
多くの人は、そのことに気がついていない。
道を切り開いていく人
社会にはまる人
である。
もっといい表現があればいいのだけれど、今のところ見当たらない。
前者には、「年齢」はない。
いくつになっても、どんな状況にあっても、自分のやりたいことに向かって、困難に立ち向かい、道を切り開いていく。
後者は、ある意味、妥協、
まあ、いいか。
社会が、環境がこうだから。
ブラックだけど、今、やめてしまうと、路頭に迷ってしまう。
サービス残業は仕方がない。
自分は、ずっと、「後者」だった。
実際、生活のために、やりたいことができず、そのことを
「運がない」とか、「年齢」とか、その他もろもろのせいにしてきた。
かろうじて、生活はできているものの、何も変わっていない。
頭をよぎるのは、これからの生活に対する不安、不安、不安。
そうやって、気が付いたら、この年に。
これじゃ、いかん、いかん、いかん、いかん。
「神」に頼んでも、何も変わらない。
自分が変わらなければ、何も変わらない。
Webデザイナーになれなかったのは、スキルが足りないからなんだ。
そのスキルを上げるしかない。
今、現段階のせいいっぱい。
悪あがき?
でも、結果が出てくれば、きっと、それは間違っていないのだろう。
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