第5話 離職票がまだこない

前回、前々職の派遣会社に離職票を頼んだのだが、まだ来ない。


今の所、次につながる仕事の糸口ですら見つかっていない。


ああ、どうなってしまうのだろう。



もう少し若ければ、

まだ可能性があったかもしれない。



いや、これが現実なんだ。


受け止めて、

きっといい未来が訪れると信じるんだ。


もう人間関係で苦労したくない。


毎日ひたすら歩いたり

重い水を3階に運んでも

感謝の言葉すらない

冷たい現代を感じるような

仕事には戻りたくない。


幸せを求めてもいいですか?

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