第6話トラ船長と宇宙骨董市②~なぞの絵地図
トラ船長は研究室に帰ったあと、すべての版木を紙に押してみました。紙を切り分けてパズルのように組み合わせてみると、ところどころ欠けていましたが全体像が見えてきました。絵地図のようなもので変わった文字も書かれてありました。
いっしょに来ていたガメ船長もじっと絵地図を見つめていました。
「こいつはなにか宝物の隠してある遺跡の場所を書いてある地図にちがいない」
「なんでわかるんだ」
「こう見えてもおれは宇宙アンティークコインの研究家だ。この文字の一部は貨幣を意味している」
「ほかは何と書いてあるんだ」
「あとはよくわかんねえなあ」
トラ船長は絵地図をスーパーコンピュータにかけて遺跡のある場所をほぼ特定しました。
「よしこの地点へいってみよう」
マタタビ号とドンガメ号はその遺跡のある銀河かなたの惑星を目指して出発しました。
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