第42話 落とし前
挑発というには、あからさまな『ジャスレイ』のやり口に例によって真っ向から、ぶつかる『鉄華団』
『テイワズ』『アドモス商会』とも手を切り、『ジャスレイ』との戦闘は始まっており、徐々に圧している状況、『マクギリス』も参入してくる、状況で傭兵では時間稼ぎにしかなりません。
『イオク』の到着を待つ『ジャスレイ』いよいよ追い詰められハメるつもりだった『マクマード』へ泣きをいれます。
『鉄華団』を止めてくれという『ジャスレイ』に仕掛けたのはテメェだろと突っぱねます。
『マクマード』は『ジャスレイ』が『ギャラルホルン』に売るつもりだと見抜いています。
そのうえで泳がせたのです。
『マクマード』は『ラスタル』と手打ちしていました。
つまり『イオク』は来ないということです。
本艦に『フラウロス』の砲撃を喰らい『ジャスレイ』は腹を括ります。
『オルガ』に繋いだ通信。
手打ちを申し出ますが…。
「俺はお前がぶざまに命乞いする姿を見たかっただけだ。まあこれっぽっちも面白くなかったがな」
『オルガ』は『三日月』に一言
「潰せ」
「待て‼金じゃねぇなら何なんだ?詫びか?だったら指の10本も100本も詰めてやっからよぉだからここは」
『名瀬』の件は落とし前をつけましたが…それが何になるのか?
後ろ盾は何もない、ただの孤軍。
いよいよ『マクギリス』と手を組むしかなくなった。
「我々はついに立ち上がった。革命のときが来たのだ、同志たちよ、新しい風を起こしギャラルホルンに蔓延した腐敗を吹き飛ばす、我々が一人一人の力でこの欺瞞に満ちた世界を変革するときが来たのだ‼平和と秩序の番人であるギャラルホルン。それはセブンスターズの面々が特権を享受するための都合のよい戯れ言にすぎなかった。地球で起きたアーブラウとSAUの国境紛争。それをコントロールしていたとされるガラン・モッサなる傭兵がラスタル・エリオンとつながっていたことが我々の内偵により明らかになった。イオク・クジャンは一民間組織であるタービンズを違法組織に仕立て上げ強制査察。違法兵器であるダインスレイヴを自らが使用し多数の非戦闘員の虐殺!政治抗争に腐心し民間人を虐殺してなお…」
いよいよ『ギャラルホルン』で反乱が起こります。
反乱を聞いた『クーデリア』
「鉄華団はこの革命に参加するのですね。私たちやテイワズとの関係を切りファリド公と共に」
『オルガ』と『三日月』
「そうだな、笑いたいんだ、火星の王とかよ、名前はどうだっていい。俺はよ、たどりついた場所でバカ笑いしてぇ。みんなで一緒に」
「いいね、それ」
止まる術を知らない者の夢はいかに…。
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