第41話 人としての当たり前
『マクマード』は『名瀬』の葬式を『歳星』でおこなうつもりです。
当然『ギャラルホルン』の手前、『ジャスレイ』は反対しますが、聞き入れません。
『鉄華団』は売っても『タービンズ』の件は別だったのか?
『ジャスレイ』は『マクマード』が邪魔になってきています。
『オルガ』達を葬式の場で煽る『ジャスレイ』
「おお~?どうも臭ぇと思ったら宇宙ネズミご一行様か」
『マクマード』は『タービンズ』の生き残りの面倒はみてくれるようです。
「それに残されたタービンズの連中はこれからもテイワズの下でやっていくんだ。俺たちが下手に動けば迷惑をかけちまう。兄貴とアミダさんは自分の命に代えてまで家族を守った。その遺志を踏みにじるわけにはいかねぇ」
『ジャスレイ』が裏で動いていたことは『オルガ』も知っています。
今は動くべきときではない。
『ラフタ』は『昭弘』に惹かれている自分に気づいています。
「私はタービンズが好き。ダーリンが姐さんが大好き。でもそれとは違う。こんな気持ちになったのは初めてだよ。昭弘、さよなら」
最後の夜にと飲みに出かけ『昭弘』と別れた…。
『アジー』と『ラフタ』は買い物に出かけ、『ラフタ』が一人になったそのとき…。
撃たれた『ラフタ』その『ラフタ』を見て取り乱す『アジー』
撃ったのは『ジャスレイ』の差し向けた殺し屋。
『鉄華団』は『ジャスレイ』を討つと『オルガ』に許可を求めますが…。
『マクギリス』に報告をする『オルガ』
「なるほど。今回の件、イオクってヤツはラスタルっていうあんたの敵の子分なんだろ?そいつの悪行の証拠が手に入りゃあ、あんたの方にも利はあるだろう」
『テイワズ』から切られても『マクギリス』は『鉄華団』とは運命共同体だと言います。
このあたりは本音かもしれません。
「イオクの件はこちらで引き続き調査を続けている。もし君たちがその男を討つというのであれば、私はそれを応援しよう」
『三日月』は改修された『バルバトス』の前で座っていました。
「王様だって…」
『ルプスレクス』とは狼の王
「どれくらいやればいいの?」
『オルガ』は『三日月』に答えます。
「徹底的にだ。しがらみなんざ一切どうだっていい。俺らは鉄華団だ。俺らが同じ先を望むなら道理もくそも関係ねぇ。全て根こそぎたたき潰せ」
「了解」
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