第37話 クリュセ防衛戦
「バルバトス? おかしいな」
『三日月』『バルバトス』に違和感を感じています。
『マクギリス』の前に立つ『ヴィダール』
「火星で再会するとはな。お前の裏切りの全てが始まったこの土地で。しかし…俺には分からない、自らへの愛を叫び散っていったカルタ・イシューと同じ機体に乗るその気持ちが」
言葉の残して『ヴィダール』は『ジュリエッタ』の合流要請に従い、立ち去ります。
『モビルアーマー』の方は『昭弘』が囮になると飛び掛かります。
しかし『ガンダム・グシオン』からのフィードバックで意識を失う『昭弘』
囮役を変わる『チャド』『ランド・マンロディ』で挑む勇者。
ビーム兵器は現在のMSには大ダメージを与えられません。
MAの進路を戻すことには成功しました。
『ジュリエッタ』に助けれた『イオク』様
「部下たちの流した涙はもはや私の血肉となっている。命の尊さを人の心を知らぬモビルアーマーに分からせてやらねば‼さらば‼」
せっかく助けたのにまたMAを追う『イオク』様
「あっ?くっ!ああ~もう‼お守りをしている場合ではないのに‼早く来てくださいヴィダール」
『三日月』の様子を見に来た『雪之丞』
『昭弘』は意識が戻らない。
「俺は平気、でもあの鳥を見てからバルバトスが言うこと聞かなくなった」
意外にも頭が良かった『ザック』
「阿頼耶識からパイロットにフィードバックされる情報量に過度の制限が掛かったみたいなんすよ。逆に機体自体の出力制限は解放されてます。分かりやすく言うと出力全開にしたい機体側とパイロットを保護するシステムがぶつかり合ってる状態なんす。それでどっちの機体も動きが悪くなってるんだと思います。」
『雪之丞』が『オルガ』に状況を伝えます。
『MA』の戦闘に『ガンダム』は出せない。
『チャド』のもとに『アジー』『ラフタ』も合流。
『MA』破壊の準備が間に合っていない『ユージン』の元に『イオク』様が‼
最後の一撃を放った『イオク』様
「バレルが逝ったか…限界を超えた最後の一撃。感じたか?それが私を信じ散っていった者たちの痛みだ‼もはやここまで。だが悔いはない‼クジャン家の誇りを抱いて華々しく散ろう」
目を閉じる『イオク』様
「いえ、バカは死んでも治らないのであれば、無駄なので生きててください」
『ジュリエッタ』により速やかに撤収されていきました。
俺…アンタ好きだよ『イオク』様
『ユージン』の目の前を通過していく『MA』
無力な『鉄華団』
『オルガ』から連絡を受けた『マクギリス』
『石動』は期待外れと言いましたが『マクギリス』は
「いやこれでいい。彼らは私にとって必要な存在だ。期待もしている。しかし適切な関係性を保つために立場をはっきりさせておく必要がある」
「最終的な名誉と功績は全て我々が手にするということですか?」
『オルガ』は自らMSで戦線へ出るつもりでしたが『三日月』に止められます。
『ジュリエッタ』は『ヴィダール』に『イオク』を預けます。
そして自らは『MA』の元へ向かいます。
「私の誇りを預けるぞ‼」
「イオク様うるさい‼」
やっぱり『イオク』様嫌いになれない…部下も同じ気持ちなんだろうな~。
『オルガ』の指示で『シノ』『ヤマギ』のコンビも出撃『ガンダム・フラウロス』のキャノンで『MA』と『プル―マ』を分断させようとしている。
集結する戦力、最終防衛ラインでの攻防、ソコへ参戦する『三代目流星号』…?
負傷で下がっていた『ライド』でした。
なぜかソレだけで活気づく『鉄華団』単純‼
『MA』を引き付ける『ライド』
変形を始める『フラウロス』
「うなれ‼ギャラクシーキャノン発射‼」
壁を作って『MA』を単機にした『フラウロス』
「見たかおめぇら、これが四代目流星号だ‼あとは頼んだぜ」
…それだけかい…。
『MA』の元には『マクギリス』『石動』『ジュリエッタ』『ライド』
『ギャラルホルン』の思惑が混じる戦闘。
しかし、あっという間に抜かれる。
他のMSは『プル―マ』で手一杯。
『MA』の戦闘力に驚愕する面々。
「オルガを出すくらいなら俺が出る」
「俺の命はもともとオルガにもらったものなんだから、俺の全部はオルガのために使わなくちゃいけないんだ」
『三日月』を『バルバトス』に乗せたくなかった『オルガ』でしたが…。
天使『ハシュマル』の名を持つ『MA』の前に悪魔『バルバトス』の名を持つ『MS』が立ち塞がる。
「おい、バルバトス、あれはお前の獲物なんだろ?余計な鎖は外してやるから見せてみろよ、お前の力」
右目から出血する『三日月』保護システムを切り離した『バルバトス』の右目が赤く光る…。
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