第30話 アーブラウ防衛軍発足式典

 冒頭のメリビットさん曰く、『マクギリス』は『ラスタル』を出し抜こうとしているそうで、そのために『鉄華団』と協力を結んだ。


 部隊は『鉄華団地球支部』

『アーブラウ防衛軍』発足の教育係を引き受けているようです。

『チャド』が地球支部の代表となってました。

 しかし…『テイワズ』から派遣された『ラディーチェ』と『鉄華団』は上手くいってないようで正直バカにされているようです。


 上手くいってないのは『ラスタル』の方も同様、仮面の男を側近においたことで『イオク』『ジュリエッタ』は面白くないようです。


『蒔苗』から軍事顧問を務めあげていると礼を言われる『チャド』その部屋で爆発騒ぎ…。

 爆弾を仕掛けた男『ラディーチェ』

『蒔苗』『チャド』の意識は3日たっても戻らない。

『チャド』の仇を討ちたいと息巻く『鉄華団地球支部』そういう考え方は反社。

 警備の不備を問われているとシレッと伝える『ラディーチェ』


『オルガ』は連絡の取れない『地球支部』地球への移動を早めます。

『ラディーチェ』を信用している『タカキ』『チャド』不在の代理を務めようと必死です。

 妹『フウカ』のためにも地球での生活を安定させたいのです。

 そんな『タカキ』を心配する『アストン』

 揺れる『地球支部』

『ラディーチェ』が『タカキ』に紹介した男『ガラン・モッサ』『アーブラウ防衛軍』を指揮する男だと…。

 この男も曲者なのです。


 まぁ…火星に比べて地球の面々は穏健派が多い。

 ゆえに悪い大人に騙される。

 人選ミスだよ‼


「何をどうしたって…逃げ出せないってことを…」

『タカキ』何を悟ったのでしょう?


 火星から物資が届くまで3週間…。


『鉄華団』には4大経済圏のひとつ『SAU』から『ギャラルホルン』から調停の要請がきていたのです。

『マクギリス』は開戦も視野にいれていました。

『オルガ』にも情報ははいっています。

 こちらも『SAU』との戦争を覚悟していました。


 間に合うのか…。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る