第26話 新しい血
いよいよ『テイワズ』と盃を交わすところまで黒い社会に染まっていた『鉄華団』
『クーデリア』も『テイワズ』の後楯で『アドモス商会』を設立、孤児院も運営と闇組織に、どっぷり浸かっている面々。
『ハーフメタル』の利権は『テイワズ』にも利をもたらしている。
完全にヤクザのフロント企業となったわけです。
『クーデリア』も社長として、すでに革命運動からは遠ざかろうとしている。
しかし、その周囲には怪しげな連中も集ってきている様子。
火星の活動家団体『テラ・リベリオニス』の代表を務める活動家『アリウム・ギョウジャン』『クーデリア』を看板に活動をしていたようだが、今は弱体化している。
もう一度『クーデリア』を担ぎ出したい胡散臭い男。
『ノブリス』はこの男にも資金援助していたようだ。
『鉄華団』は火星では英雄で、その恩恵で『クッキー』『クラッカー』も学校へ通っている。
上辺の平和の足元では、まだまだ、きな臭い世界。
『クーデリア』はハーフメタル採掘場の視察の情報が漏れていることに不安を覚え『鉄華団』へ護衛を依頼していた。
再び『バルバトス』を必要とする事態となったのである…いきなり戦闘準備?
『テイワズ』に預けてあるので『三日月』引き取りに向かいます。
『マクギリス』は『カルタ』の後任『地球外縁軌道統制統合艦隊』司令となっていた。
管轄外の火星に部隊を動かしたいようだが…。
『月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド』司令『ラスタル・エリオン』が立ち塞がる。
「マクギリスは地球外縁軌道統制統合艦隊を圏外圏で活動させるきっかけを探していた。火星を自らの拠点としその足掛かりを作ろうというのだろう」
一筋縄ではいかない相手です。
その下に就く『ジュリエッタ・ジュリス』蝶を生で食す奇人です。
『クーデリア』の護衛に就いていた『鉄華団』事前に脅しが入っていたわけで、それなりの準備で警護していたのだが、何も起きないまま最後の夜、緊張も抜けていた頃、敵襲が‼
『シノ』率いる『流星隊』が凌ぎますがモビルワーカーでもMSの相手は厳しい、『鉄華団』の新兵は初の実戦…苦戦を強いられます。
そこへ…空から降ってきた『バルバトス』
『テイワズ』に預けていた間に再び改修されております。
「ようミカ、おかえり」
フッと笑う『オルガ』
「うん、ただいま」
MSは後5機だ‼
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