第27話 嫉心の渦中で
後5機…から、アッという間に3機を片付ける『三日月』
逃げる2機を追撃しようとする『ダンテ』『デルマ』を止める『三日月』
復帰早々『バルバトス』を壊したようです。
「『鉄華団の悪魔』…常に最前線で戦う三日月さんに敵が付けた二つ名だ」
…説得力?
『クーデリア』を襲ったのは『夜明けの地平線団』『アリウス』が雇った『宇宙海賊』雇い主の言う事もロクにきかない連中です。
ソレもそのはず『アリウス』はスポンサーの『ノブリス』からも見捨てられていました。
『三日月』が回収してきた『バルバトス』は『バルバトス・ルプス』となりました。
当の本人は特別に意識していないようですが、フルオーバーホールされております。
バタバタしている『鉄華団』に『モンターク』からの使いで『トド』が『オルガ』を訪ねてきます。
『夜明けの地平線団の討伐』彼からの依頼です。
『マクマード』にも報告し了承を得ました。
『テイワズ』No2の好き勝手にさせすぎだと『ジャスレイ・ドノミコルス』は面白くないようですが、『マクマード』に黙らせられてしまいました。
『マクマード』にしてみれば目障りな海賊を潰してくれれば…程度の期待なのでしょう。
『雪之丞』にMSに乗せてくれと頼んできた『ハッシュ』『阿頼耶識』の手術も厭わないと訴えますが年齢的にナノマシンが定着しないと断られてしまいます。
苛立ち『アトラ』に手をあげようとした『ハッシュ』の腕を掴む『三日月』
「これはなに?」
小柄な『三日月』に左手だけで抑え込まれる『ハッシュ』
彼は昔、慕っていた兄貴分『ビルス』が『阿頼耶識』の手術に失敗しているのです。
そのときに口にしていた3回も手術してピンピンしていた小さい子がいた…『三日月』のことです。
彼は自分とは違うと言っていました。
だから『三日月』にもMSにも特別な想いを持っています。
「俺たちみんな思ってたんだ。ビルスについていきゃあなんとかなるって…なのに、だから俺が次のビルスにならなきゃなんねぇんだ。俺は絶対にモビルスーツに乗ってみせる。そして三日月・オーガスを超えてみせる。俺についてきゃあこんなくそみてぇな世界でもなんとかなるって」
『ギャラルホルン』では『ラスタル』が『イオク』と『ジュリエッタ』を火星に向かわせていました。
「どうだ?体調は?イオクとジュリエッタを現場に向かわせた。マクギリスは石動を出したようだ。君の予想どおりにな」
怪しげな『マクギリス』の動向…ソレを進言していた仮面の男…。
第二クールにて仮面枠交代です。
「また忙しくなりそうだからよ。頼むぜミカ」
『バルバトス・ルプス』の前で『オルガ』が『三日月』に笑いかけます。
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