第24話 未来の報酬

「鉄華団がエドモントン侵入を阻むギャラルホルンと会敵しすでに3日が経過していた。ギャラルホルンの軍勢を相手に数では圧倒的に劣勢ながら、一歩もひるむことなく進む彼ら。ろくに休む間もなく、たたいてもたたいても立ち向かってくる。ギャラルホルンは恐怖を覚えただろう。彼らの正気を失ったかのようなその戦いぶりに」

『メリビット』から語れるわけだが…23話から3日経っているようです。

 突破できない現状に苛立つ『蒔苗』

 荷が重かったかと嘆くが『クーデリア』が諫めます。

 辿り着くとは信じている、流れる血の量が問題なのだと返す『蒔苗』


「鉄華団の団長、オルガ・イツカは自分たちには戻れる場所はないと言った。たどりつく場所しかないと。一体どこにたどりつこうというのだろう。この地獄を抜けた先に」


 物量の差が徐々に形勢を不利に傾かせている戦況。

 最後の攻撃に出る『鉄華団』


 一方『蒔苗』を待つ『アレジ』発言力のある蒔苗派閥のアーブラウ議員です。

『イズナリオ』も『アンリ』も焦っています。

 負傷した仲間と『メリビット』を囮に使う作戦を告げる『オルガ』

 命を賭けろと活かすべきは『鉄華団』だと自分達は家族だと…仲間をファミリーと呼ぶ組織にロクなもんがないと桜雪は思っています。


 その一方で『蒔苗』と『クーデリア』はハンドルを『アトラ』に任せます。

 もう全員、正気じゃねぇぜ‼

 絶体絶命、皆が皆のために散っていく『鉄華団』そこに『ユージン』が援軍に‼


 しかし上空から飛来する影『グレイズ・アイン』規格より一回りデカイMSです。

 しかも『阿頼耶識』『ラフタ』『アジー』を簡単に沈黙させます。

 コレが本来あるべき姿と歓喜する『アイン』

『ガエリオ』は『三日月』と交戦。

「モビルスーツとの一体化を果たしたアインの覚悟はまがい物のお前たちを凌駕する」

 言った本人は圧されています…『ガエリオ』…。


『シノ』のものとなった『グレイズ改』を沈黙させ取り戻したとテンション上がる『アイン』無双です。


 議事堂を目指す『オルガ』の本体の前に頭上から、その『アイン』が迫る。

 なぜ?

 なんか思い出したようで『クランク』の目的だった『クーデリア』の捕獲。

 ちょっと手術失敗? 情緒不安定気味な『アイン』

 その前に立つ『クーデリア』

 さらに混乱する『アイン』…その混乱のした会話の果てに『クーデリア』がいなければ『クランク』は死ななかった、思い上がりを正さなければならない…だから死ねと‼

 斧を振りかぶる『アイン』

『アイン』の前に『バルバトス』強襲‼

 ん?『バルバトス』が来たという事は?どうした『ガエリオ」?

『ガエリオ』の前に足止めで立ち塞がるMS『グリムゲルデ』…仮面を取った『マクギリス』です。


『クーデリア』を庇う『アトラ』そして2人のクッションになった『オルガ』

「そうだよな、お前が俺たちをこんなところで終わらせてくれるはずがねぇ。なあ?ミカ」


「行くぞバルバトス」




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