第20話 相棒
ついに地球に着いた『鉄華団』
積み荷を運び出している『オルガ』に話しかける老人。
『オセアニア連邦』に亡命している『蒔苗東護ノ介』何の力もないというが?
ロシア・アラスカ・カナダの領域を支配する「アーブラウ」の大物政治家です。
その威厳は只者ではない。
いずれにしても後ろ盾がない地球で頼る者もいない。
彼は取引を持ち掛けます、迷う『鉄華団』を「ぬるい」と一喝します。
『名瀬』に相談する『オルガ』『テイワズ』のことは気にしなくていいと言われ腹が決まります。
しかし『ビスケット』は危ない橋を渡り続ける『オルガ』に付いていけない辞めると言い出します。
『サヴァラン』からの手紙を読む『ビスケット』
「自分がやっていることは必ず仲間のためみんなのためになる。そう信じて俺は動いていた。だが、事は思いどおりに運ばず、結果は無残なものとなった。俺もナボナさんも自分の手に余るものを背負い、無理をし過ぎたのかもしれない。逃げ出して何か小さな幸せを見いだすこともできたはずだ。だが一度大きなうねりに飲み込まれてしまえば、そこから抜け出すことはもう無理だった。俺はこんな生き方しかできなかったが、お前は他人に振り回されることなく自分の人生を自分でしっかりと見つけて歩んでいってほしい。家族や仲間を大切に堅実で幸せな人生を送るよう心から願っている」
『鉄華団』の中で本当の家族を持っている『ビスケット』その立場も解ります。
上を見続ける『オルガ』安定を望む『ビスケット』
ぶつかってしまえば…。
そんな中『ギャラルホルン』から『蒔苗』へ脅しが入ります。
『クーデリア』と『鉄華団』を渡せと。
「ギャラルホルンの中にも独特の指揮権を持つ者がおってな。オセアニア連邦でも抑えきれん」
『蒔苗』が口にした名…『カルタ・イシュー』泥を塗ってきた相手です。
『ガエリオ』は自分を庇って瀕死の『アイン』彼の身体は機械化しなければ生きられないと…そんなとき『マクギリス』が『ガエリオ』に持ち掛けた話。
「お前に教えてやろう、阿頼耶識の本当の力を…」
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