第15話 足跡のゆくえ

 冒頭からコロニーの街並みに仮面の男…

「大人にはなりきれないものだな。これほどに胸が躍るとは」

 あの~様子がオカシイことに気づいてないのかな~?

 通報してください…誰か通報してくださ~い‼

 仮面枠…。


『クーデリア』が『ドルト2』ではなく『ドルト3』で買い物中としり『監視の女』を罵る『ノブリス』

『フミタン』は『ノブリス』の手先なのです。


 その『フミタン』に『三日月』が声をかけます。

「いつもは何考えてんのか分かんないけど今は何か考えてんのが分かるから」

 責任について考えていたと答える『フミタン』


『オルガ』は巻き込まれまいと『イサリビ』出航を急がせます。

 しかし『三日月』達と連絡がとれません。

 定時連絡を待つしかないようです…迂闊過ぎます…ホントに立場知れ‼


 そんな『オルガ』のもとに組合のリーダーを名乗る『ナボナ』という男。

 気の弱そうなおっさんです。

 この男『ナボナ』の話に乗ると即断する『オルガ』…オマエ…団長降りろ‼

 怪しさしかないだろ‼

 オマエ、利用されてんだよ‼

 闇取引の相手を信じるとか?


『ビスケット』は兄との再会をベンチで待ちます、静かに微笑むデブは気持ち悪いものです。隣に幼女『アトラ』

 通報お願いしま~す‼

 気をつけよう桜雪。


 そして兄『サヴァラン』が現れます…なんか高そうなお菓子の名です。

『ビスケット』『クッキー』『クラッカー』…長男だけ高そうな『サヴァラン』格が違うってか?


『オルガ』達はスラムの一室に通されます。

 結構、『鉄華団』が辛辣に罵るほどの粗末な部屋。

 地球圏とはいえ労働者階級は、どこも似たようなものなのです。

 桜雪…泣きそう。

 ここでも『サヴァラン』の名がでます。

 彼はもうスラムの住人ではない変わってしまったと。


 そして『サヴァラン』は『ビスケット』を責めます。

 そう『ギャラルホルン』の犬になった兄。

『鉄華団』の弟など迷惑なだけ…しかし今回は『アトラ』がいた。

『サヴァラン』は『アトラ』を『クーデリア』を勘違いしています。

 ホントに優秀か?『サヴァラン』

 間違えようのない指摘に乗る『アトラ』自分が『クーデリア』だと名乗ります。

 もう喜劇です。


 弟分の危機を知りながら艦内で奥様達とイチャイチャの『名瀬』のアニキ。


『ナボナ』から抗議活動の現状を知る『オルガ』一応車は手配してくれているようです、できれば手を貸して欲しいと頼まれますが断ります。

 そして『ビスケット』と『アトラ』が捕まったと知る『オルガ』

 その情報は『三日月』に伝えられます。

『フミタン』に『クーデリア』を頼んでいいか確認する『三日月』

「分かりました。お嬢様をお守りするのも私の責任ですので」

 その言葉を信じた『三日月』


『スレイブニル』では『ガエリオ』が『ガンダム・キマリス』の機動を急がせます。

『シュヴァルベ』は『アイン』に譲ったようです。

 入港待ちですが、嫌われている『セブンスターズ』にはなかなか…。

 イラつく坊ちゃん『ガエリオ』に艦長も嫌気が差しています。


 捉えられた『アトラ』拷問を受けていました。

 家族を邪魔だったという『サヴァラン』コロニーの暴動鎮圧に『ギャラルホルン』が乗り出せば大変なことになる、だから偽物でもいいから目の前にいる『クーデリア』を差し出すつもりです。

 彼等を探す『三日月』落ちていた靴の匂いを嗅いでいます、そこへ男が声を掛けてきます。

「鉄華団の方ですよね?」


『クーデリア』は名乗り出ようとしていますが『フミタン』と仮面の男に止められます。

 仮面の男は『フミタン』がスパイだと伝えます。

 その先に『ノブリス』がいることも。

『クーデリア』の前から姿を消す『フミタン』

「革命の乙女たるその身を大切にしたまえ。君は人々の希望になれる」


 そして『三日月』が『アトラ』と『ビスケット』の元に駆け付けます。

 大分、乱暴な方法で…。

 無計画に飛び込んだ『三日月』『アトラ』を担いで逃走しますが『サヴァラン』に見つけられます。

 そこへ『オルガ』


 ご都合主義‼

 綿密な計画のような偶然のドミノ倒し‼


「ビスケット、今お前に行かれたらドルト2はおしまいだ。頼む、その娘を連れてこっちに来てくれ!もうこれしかないんだ」

『サヴァラン』の懇願。

「あのときは本当にありがとうございました。でも今俺は鉄華団の団員なんです‼」

 兄弟より仲間を選んだ『ビスケット』

 そう今の家族は『サヴァラン』ではないのです。

 そして裏切ったら…死です。


 背負っている者の重さが違うのです。


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