第14話 希望を運ぶ船
「やっぱり無理なのかなブルワーズが使ってた阿頼耶識システムをこいつに組み込むなんて」
『ブルワーズ』の『阿頼耶識』を『グレイズ改』に組み込もうとしている『ヤマギ』そのテストに付き合う『シノ』
簡単ではないようです。
そして変わるOP…「れいずゆぁふら~」の方が好きである。
「手筈は予定どおり。クーデリアを伴いドルト2へ入港せよ」
『フミタン』に届いたメール。
誰から?
子供の頃の『クーデリア』を思い出している『フミタン』の部屋を訪ねる『クーデリア』
昨夜『三日月』にキスされたことを相談にきたのです。
そんな『クーデリア』を笑う『フミタン』
『アトラ』に呼ばれたブリッジで『コロニー』を見る『鉄華団』その奥には地球。
コロニーで買い物に出かけることになった女性陣の護衛に『三日月』それに付いていく『ビスケット』
『名瀬』『アミダ』と積み荷の売買について確認をされる『オルガ』達。
「ここはもう地球圏なんだよ?あんたたちがいた圏外圏は言っちまえばただの無法地帯。でもここには秩序と法ってもんがある。人を殺せば普通に罪に問われるんだ」
『アミダ』に念を押されます。
どこでも人を殺したら罪だと思うんですが…。
火星圏では大きな力を持つ『テイワズ』も地球圏では一企業に過ぎない。
ボードウィン家専用艦『スレイブニル』では『ガエリオ』が『鉄華団』の動向を掴んでいます。
演習という名目で『鉄華団』を叩くつもりです。
もちろん命令ではありません『ガエリオ』の独断です。
そこには『アイン』の姿もあります。
『オルガ』には『メリビット』が付いて積み荷の引き渡し中。
そこで働く労働者から現状、そして『クーデリア』が彼らにとっても希望なのだと聞く。
そして自分達はその『クーデリア』を守る騎士だという労働者。
歓迎ムードに驚いていた『鉄華団』も、その訳を理解したようです。
一方『三日月』は『ビスケット』の過去を聞きます。
自分はコロニー出身で生活は火星と変わらなく貧乏だったと。
兄がいて優秀であったと…。
フラグがピンッと立ちます。
『三日月』が連絡を取ってみればと言うと『ビスケット』は迷惑かもと返します。
「迷惑なわけないじゃない」
『アトラ』達の後押しもあり連絡をしてみた『ビスケット』
兄は養子に出され出世街道まっしぐらで迷惑でした。
そして積み荷の引き渡し先ではトラブルが…。
積み荷とはモビルワーカーや武器、その使い道は革命。
積み荷は工業用物資となっていました、まっとうな仕事ではないのです。
そりゃそうでしょう…お前等、自分の立場を考えろという話です。
依頼主は『クーデリア』の代理人、地球への反乱発起を謳っているとのことです。
彼等の妙なテンションはこういうことだったのです。
そこへ『ギャラルホルン』の襲撃、誰かの情報提供で踏み込んだのです。
ハメられたのです。
「ギャラルホルンとの小競り合いに巻き込まれた。この場に鉄華団の船があるのはまずい」
『オルガ』は出航を急ぎます。
『クーデリア』は本来、そのイザコザで始末される予定だった…。
しかし『フミタン』はその指示を無視して別のコロニーへいるのです『クーデリア』と共に。
『メリビット』は『ハンマーヘッド』へ通信を。
「あのバカども、いきなり騒ぎを起こしやがった」
『名瀬』が頭を抱えます。
そして決起に勢いをつけた労働者…もう止まらない。
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