第11話 ヒューマン・デブリ

 所属不明機は『マン・ロディ』重装甲のMSです。

 見た目は…ゲンゴロウ…カナブン…。

 その重装甲の隙間に剣を突き刺す『三日月』


 下駄を預かって『バルバトス』を運んでいた、おやっさんこと『雪之丞』どうも止まれないらしく回収は後でいいと見捨てられます。

 状況判断?

『昭弘』と『タカキ』を一旦『イサリビ』へ戻し、単機で『マン・ロディ』2機を相手にする『三日月』

 煙幕を張り『バルバトス』の背後を取ったはずの『マン・ロディ』の攻撃を躱した『三日月』に「まさかコイツも?」相手も『阿頼耶識』だと気づいたようです。

『イサリビ』へ向かう『昭弘』と『タカキ』の前に今回の主役『クダル・カデル』の駆る『ガンダム・グシオン』ゲンゴロウ隊の親玉です。

 見た目で理解できる正統派のイカレた人です。

 3機編成で2部隊が投入されていたようです。

『バルバトス』にターゲットを変えた『グシオン』こちらも重装甲です。


『昭弘』は『タカキ』を庇いつつの戦闘で2機の『マン・ロディ』の追撃を躱せず、『タカキ』を人質に取られてしまいます。

『タカキ』が呟いた『アキヒロさん』という声に反応する『マン・ロディ』のパイロット。


『タカキ』の乗っている『モビルワーカー』を取り返そうと突っ込んでいく『昭弘』

「行ったぞ昌弘」

『マン・ロディ』に取りつく『グレイズ』

「そいつを返せー」

『昌弘』が昔の記憶が…。

「まさか…あんた…昭弘?兄貴?」

 モニターに映る生き別れた弟。

 兄弟の再会。


 そこへ援軍で『ラフタ』『アジー』

『タカキ』を取り戻した『昭弘』

『グシオン』と交戦中の『バルバトス』の元に『ラフタ』の『百里』

『タービンズ』の参戦に燃費の悪い『グシオン』は撤退します。


 取り返したものの『タカキ』重症です。

 慌てる『鉄華団』学の無さが恨まれます。

 ここで活躍『メリビット』

「船医も乗せず惑星間航行をするなんて判断、団長さん失格じゃない」

 礼を言う『オルガ』に痛烈な言葉を返す『メリビット』

 とりあえず一命を取り留めた『タカキ』そして、ちゃんと回収された『雪之丞』よかったね。

 戦闘データから所属不明機を解析する『アジー』

「エイハブ・リアクターの固有周波数はロディ・フレーム」

 そして、一回り大きいMSは…

「マッチングした機体はなかった。固有周波数が似てるのをあえて挙げるならバルバトス」


 その頃『タービンズ』の『名瀬』はオークと通信中。

「んじゃお前らは本気で俺たちにケンカ売ろうってんだな?なあ

 ブルック・カバヤンさんよぉ」

 さっきの戦闘の相手『ブルワーズ』という海賊、狙いは積み荷と『クーデリア』


 その頃

 軌道上から地球を眺める火星生まれの『アイン』をバカにする『ギャラルホルン』の士官。

『マクギリス』と『ガエリオ』は地球へ降りています。

 火星での報告をした相手『イズナリオ』『マクギリス』の養父です。ど変態で『マクギリス』を歪めた張本人です。

 その『マクギリス』の婚約相手は『アルミリア』『ガエリオ』の妹で9歳…。

 どんだけ盛り込む気だ…。

「してマクギリス、しばらくは家に戻りゆっくりできるのか?」

 後に、この『イズナリオ』の言葉の意味を知ることになるのです。

 モホモホ…強制モホモホ。

 その後『マクギリス』と『アルミリア』のロリロリが入るのです。


 そして宇宙海賊『ブルワーズ』

『クダル』にボコボコにされる『昌弘』ココでも宇宙ネズミの扱いはこうなのです。


『イサリビ』では落ち込む『昭弘』『オルガ』と『三日月』に弟の事を話します。

 そして楽しかった今を、自分を責めます。

 もちろん『タカキ』のことも…そんな思いをさせたのは自分のせいだと言う『三日月』それも含めて自分の責任だと言う『オルガ』

「お前の弟は別に望んで俺たちの敵に回ったわけじゃねぇんだろ」

『タカキ』も目覚めて結束を固める『鉄華団』


「俺達の道理ってヤツをおしえてやろうじゃねぇか」

『オルガ』と『名瀬』の結束も固まっていくのです。

 兄弟分として…。

『オルガ』極道まっしぐら‼

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