第7話 いさなとり
むさくるしいだけだった今までは、ごめんなさいとばかりに美脚から始まる7話。
『イサリビ』を茹でた海老みたいで美味しそうという危なげなツインテール『ラフタ』
『マルバ』が乗船している『ハンマーヘッド』からの停船信号を受けた『イサリビ』
がなり立てる『マルバ』を退かして『名瀬・タービン』が出てきます。
『タービンズ』の代表です。
『ビスケット』が『オルガ』に伝えます。
「タービンズってのはテイワズ直参の組織だ」
向こうからやってきたのはカモか死神か?
「最悪の展開だよこれは…テイワズまで敵に回したらお終いだ」
絶望する『ビスケット』と反対にチャンスと捉える『オルガ』
「いや、これはチャンスだろう、俺たちだってテイワズの後ろ盾は欲しかったんだ、その足掛かりをマルバが連れてきてくれたんだぜ」
『名瀬』は『オルバ』と『CGS』の全所有物を預かるという条件で『ギャラルホルン』に手を退かせる、そんなところでしょう。
ところが『CGS』は廃業し『鉄華団』に移っているから手を出せない。
「資産の返還に応じてくれりゃお前たちのことも悪いようにはしねぇよ」
先の戦闘を見ていた『名瀬』
「うちの傘下でもっと真っ当な仕事を紹介してやる。命を張る必要がねぇ、真っ当な仕事をな」
傘下に下れ…ということです。
『オルガ』が答えます。
「あんた正気か?」
「冗談に聞こえたかぁ?」
「俺たちには鉄華団として引き受けた仕事がある。途中で投げ出すわけにはいかねぇんだ」
「あの‼わたしは地球までの護衛を彼らにお願いしています。今、鉄華団になくなられては困るんです」
『クーデリア』が訴えます。
『クーデリア』は『マルバ』の資産扱いになっているようです。
「こいつはマクマードの親父にも確認しねぇとなぁ」
ここで『ビスケット』が『名瀬』に提案を持ち掛けますが、断られます。
『タービンズ』の航路を使わせてほしい。
「火事場泥棒で組織を乗っ取ったガキがいっちょまえの口を利くなっ‼俺はな、さっきから道理の話をしてるんだよ」
『名瀬』から見たら『鉄華団』は、その程度のものなのです。
『ユージン』『シノ』も吠えます、『マルバ』程度と取引しているようなヤツだと。
「じゃあお前らどうすんだ?ガキじゃねぇってんなら、俺を敵に回す意味くらいわかってんだろうな?」
脅してくる『名瀬』
『オルガ』は答えます。
「あんたの要求がどうだろうと、俺たちにも通さなきゃいけねぇ筋がある」
さぁドンパチだ‼
「俺たちがただのガキじゃねぇってことを教えてやるよ。マルバ‼てめぇにもな、死んでいった仲間のけじめ、きっちりつけさせてもらうぞ‼」
交渉決裂
『名瀬』は隣の女性に謝ります。
「やんちゃする子どもを叱ってやるのは大人の役目だよ」
戦闘準備に入る『ハンマーヘッド』
『イサリビ』では『ビスケット』が『オルガ』を責めます。
「交渉の余地はあった」
「解っているが筋はまげられない」
この2人は交わり切れないナニカがあるのです。
『ハンマーヘッド』からMS『百錬』が2機出撃しますパイロットは『アジー』そして『名瀬』の隣にいた女性『アミダ』
『イサリビ』からは『バルバトス』『グレイズ』
手練れの相手に苦戦する『三日月』そこへ偵察に出ていた『ラフタ』の『百里』も参戦、完全に不利。
『イサリビ』は『ハンマーヘッド』に煙幕を利用し接近、擦れ違い様に『ハンマーヘッド』に『モビルワーカー』で飛び移る『オルガ』達。
その行動に驚愕する『名瀬』
「奴らは宇宙ネズミだ!それくらいは平気でやってくる」
『マルバ』の言葉に軽蔑の目を向ける『名瀬』
『百錬』2機を『三日月』から任された『昭弘』が奮戦します。
『アミダ』も認める好戦具合。
『三日月』も光速タイプの『百里』を抑えるだけで精一杯。
『三日月』『昭弘』泥臭いMS戦で相手を抑えつけます。
そのとき双方に通信が入ります。
『オルガ』『名瀬』の話がついたと。
『名瀬』が『アミダ』を呼び戻します。
「戻ってきてくれ、こいつらの話を聞くことにした」
あと数秒、通信が遅れていれば?
誰が落とされていたのでしょう?
そんな混戦でした。
今回の見どころ?
『シノ』にドキドキする『ヤマギ』のモホモホ具合。
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