第49話 生命散って
『グラナダ』落下の軌道から『アクシズ』を逸らすことに成功した『アーガマ』
次は『グリプス2』へ全速前進です。
『グリプス』は現在『エゥーゴ』が所持しているのですが『ティターンズ』『アクシズ』も奪取を諦めていません。
『ラーディッシュ』っを含めた防衛ラインを張り奮闘しております。
後方に『グリプス』あるせいで艦隊砲撃というよりはMS戦メインとなっている戦場。
「沈むなよ、もうすぐアーガマが来る」
その頼みの『アーガマ』も疲弊しているわけで、『エゥーゴ』は苦しい状況なのです。
『カツ』がギャーギャー吠えても状況は変わるわけでもなく…。
最後まで『カツ』だな…オマエは。
そんな中、
『カミーユ』は『ジェリド』に見つかり『ヤザン』は『エマ』『カツ』と交戦に入ります。
『ジェリド」は、まさかの『バウンドドック』での出撃。
どこで手に入れたやら?
一応3号機らしいから『ロザミア』機ではないようです。
『ヤザン』の『ハンブラビ』『エゥーゴ』パイロットが痛い目に合ってきた『海ヘビ』も対策されており、なにより『カツ』が地味に『エマ』のフォローに回り『スーパーガンダム』への合体に成功します。
その後、調子に乗った『カツ』『ヤザン』をけん制しようとするから…。
「ネズミが、チョロチョロと」
おちょくりすぎて事故死です。前方不注意です。
「サ、サラ…また君に会えるんだね」
NTの特権です。
そのおかげなのか、『エマ』は『ラムサス』と『ダンケル』を落としています。
『ヤザン』いよいよ『エマ』を仕留めに掛かります。
「艦長、ラーディッシュ、Mk-Ⅱへ接近させます‼」
「だめだ、ラーディッシュは‼」
「エマ中尉をこのまま見殺しにはできません」
「すまない…ラーディッシュ前進!‼目標MK-IIだ」
『エマ』ファンが多い『ラーディッシュ』まさかの参戦。
艦を盾に『エマ』を守り抜きます。
しかし撃沈…。
一方では『ジェリド』が『カミーユ』を攻め立てます。
「俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ‼そんなこと言えるのかよ‼ 俺は貴様ほど、人を殺しちゃいない‼」
「俺は人殺しじゃない」
「俺がこの手で殺してやる‼そしたら戦わずに済むだろう?!」
軍人になったのも『カミーユ』に絡んだのもオマエだろ?『ジェリド』…。
オマエ程、人を殺してないって…そうだね、そんな戦果あげてないものね。
なんなら『フォウ』の件は味方殺しだしね。
やはり『ジェリド』に『バンドドック』は扱えなかったのか、まぁイラッとした『カミーユ』にあしらわれる様に戦死です。
「こんな死に方、嬉しいのかよ?満足なのかよ?誰が、誰が喜ぶんだよ‼」
色々、戦場を感じとっていたであろう『カミーユ』NTも大変です。
自尊心満々なNT『シロッコ』も同様に戦場を感じています。
「ん?不愉快だな、この感覚は」
「生の感情丸出しで戦うなど。これでは人に品性を求めるなど、絶望的だ、やはり人は、より良く導かれねばならん、指導する絶対者が必要だ」
何述べてんだ?って顔の『レコア』
少なくとも『シロッコ』も愉快とは思っていないということです。
目の前で『ラーディッシュ』が落とされ放心の『エマ』に『カミーユ』が宇宙空間でメットのバイザーを解放するという荒業で正気に戻します。
さすがクレイジー‼
もうちょっと正気に戻らなければ脱ぎだしたかもしれません。
『アクシズ』も動き出します。
「モビルスーツ隊を全て出す‼ 狙いはジュピトリスのみ‼」
もう『エゥーゴ』なんて虫の息と判断したか? あるいは『シャア』への配慮か?
その『シャア』『メガバズーカランチャー』を初めて有効に使ってみせます。
『ガザC』隊をせん滅‼
しかし…ムカ着火した『ハマーン』だけでなく『シロッコ』をも相手にする羽目になるのです。
『キュベレィ』と『ジ・O』を…可変機失敗作『百式』で…。
『アーガマ』へ戻った『エマ』片腕の『MK-Ⅱ』で再出撃。
『ヤザン』と『レコア』を相手にしている『カミーユ』支援に参戦。
相手は…因縁の『レコア・ロンド』
MSのスペックでは勝てないであろう『パラス・アテネ』相手に、まぁ引き分けです。頑張ったで賞。
『ヤザン』はようやく念願の『Z』と一騎打ち。
「遊びでやってんじゃないんだよ‼」
遊んでいるわけではないのです。ただ戦闘が好きなのです。
ここで『バイオセンサー』の暴走…?
『カミーユ』の謎パワーを引き出してしまいます。
『バイオセンサー』は本作品以降にも登場してますが、これほど、ぶっ飛んだことはないでしょう、さすが最強いや最恐NT『カミーユ』
伸び~るビームサーベルで『ハンブラビ』を真っ二つ‼
しかし『ヤザン』は生きています。
『リックディアス』のポンコツ脱出ポッドと違い『ハンブラビ』のは性能が良かったのです。
『エマ』の元へ急ぐ『カミーユ』
次回…最終回。
「キミは刻の涙をみる…」
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