第46話 シロッコ立つ

 ついに『ジ・O』が登場です。

 デザインは『リックディアス』の最強版だとか聞いて事があるような?

『シロッコ』を巡って『レコア』と『サラ』が…特に『サラ』がね…もう…見てられない。

『シロッコ』は『ハマーン』に会うことを決め、その情報を『ジャミトフ』の耳に入るように仕向けています。

『シロッコ』のシナリオどおりに『グワダン』へ向かう『ジャミトフ』

「堪えられずに動くか、ジャミトフ・ハイマン」

 そんな『ジュピトリス』から『シロッコ』『レコア』『サラ』発進です。


 そして『アーガマ』同情報を聞いて許可なく『カツ』発進、追って『カミーユ』も…

『クワトロ』は『グワダン』から帰ってません。


 もう『グワダン』パーティ状態。

 当の『クワトロ』『ミネバ』にデレデレ。

「その時には、シャアにも傍にいて欲しいものだ。お前は私を“一番良く”解ってくれるような気がする」

 この『ミネバ』の言葉は嘘ではないと思えます。

『UC』で『フロンタル』を頼り、後に失望したことを『ミネバ』が語っていることからも解ります。


 そんな千客万来の『グワダン』で『ハマーン』が『エゥーゴ』からの使者の報告を受けます。

「Zなら入れるな、アレはいけない」

『カミーユ』とことん『ハマーン』に嫌われています。

 それでも強引に着艦するんですけど。


 先に着艦した『カツ』色々とボンクラです。

『クワトロ』に助けられなければ危ないところです。


 さて『シロッコ』『ジャミトフ』『ハマーン』の会談は…まとまるわけもない。

『シロッコ』の放つ殺意を感じた『カミーユ』

 銃を『ハマーン』に向ける『シロッコ』

「このグワダンで、私を殺したらどうなるか、解っているだろう?」

「勿論。しかしお前を生かしておくよりは、危険が少ない」

 完全に無視されている『ジャミトフ』会談の場へ『クワトロ』参戦。

 役者が揃った瞬間です。

 即座に『シロッコ』を撃つ『クワトロ』その瞬間『サラ』が会談の場へ『ボリークサマーン』の一撃…怖いよオマエ。

「パプティマス様は?」

 飛び出す『サラ』

 自分で撃っておきながら…。

 奇跡的に全員無傷、さすがの面々です、もしくは『サラ』のNT能力か。

「そう言う事だ、すまないなジャミトフ」

 どさくさに紛れて『ジャミトフ』を撃つ『シロッコ』

『グワダン』から脱出する『シロッコ』と『サラ』

「聞こえるか、全ティターンズ艦隊。これはジャミトフ・ハイマン閣下の遺言である、ジャミトフ閣下は、ハマーン・カーンの手によって暗殺された。直ちにグワダンを叩け。これは閣下の弔い合戦である」

 嘘つき『シロッコ』


『ミネバ』は『グワンバン』へ移動済み『ハマーン』も『キュベレィ』で発進します。

 いよいよ三つ巴。

『ハマーン』VS『シロッコ』『レコア』『サラ』

「このキュベレィ見くびっては困る」

『ファンネル』‼

『レコア』『サラ』では相手にならない。

『シロッコ』だけは『ファンネル』を捌ける、さすが己惚れるだけのことはある。

『キュベレイ』『ジ・O』は『サイコミュ』『バイオセンサー』が搭載されており互いのNT能力に影響を受けてしまう…双方フリーズ。

 宇宙のアッチ側に行ってます。

 この戦いを察知する『カミーユ』

 しかし、『シロッコ』を追っていた『カツ』が割り込みます。

 フリーズ中の『シロッコ』を『カツ』から守る『サラ』撃たれてしまいます…。

 サヨナラ『サラ』そして『カツ』最後はオマエがトドメを?

 最悪です。

『サラ』の死を感じ『シロッコ』『ハマーン』戻ってきます。

「カツは、私に優しくしてくれた、だから、逃げて、早く…」

 思念で『カツ』の傍へ…。

「貴様かサラを惑わせたのは‼」

『カツ』に襲い掛かる『シロッコ』その前に『サラ』の思念が立ち塞がり『カツ』を守ろうとします。

「サラが許しても、私は許さん‼」

『シロッコ』怒るんだ…と思いましたね。

 でも大切なモノを壊された感じなのかも?

 物理的に『カツ』を守ったのは『レコア』でした。

『ジ・O』と『Gディフェンサー』の間に『パラスアテネ』を滑り込ませます。

 襲い掛かる『レコア』を止めたのは『Z』

 守ったり落とそうとしたり「勝手だ」と『レコア』に怒りをぶつけます。

 そして遅ればせながら『百式』…『クワトロ』無事でした。

 不利と見た『シロッコ』『レコア』を連れ立って撤退。

 不敵に笑う『ハマーン』

「私が出なくても勝手に潰し合ってくれそうだな…」

 隕石の影で隠れてたくせに…潰し合いになったら、アンタ一番不利だから。



 帰還途中に『カツ』を気遣う『エマ』

「エマさん…僕は夢を見てたんだ、サラと一緒に遊んでる夢を…」


 何言ってんのおまえ?




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る