第90話 長嶋監督第一次政権かあ

 やあ、おいらです。


 表題に意味はないです。わからない人はググってください。すぐにわかります。


 今日は貴乃花ばっかりでしたね。朝から晩まで業務停止やら降格やら、いやいや、けん責でいいよ。なんぞと、相撲記者クラブの会友さんたち(みんなおじいさん)、存在を忘れていた維新力とか大至などなどが好き勝手に貴乃花の処分を予測しておりましたな。その結果が二段階降格。ニュース速報流すことなのでしょうかね。今、映っている番組でそのことやっているんだから。変なの。


 確かにねえ、貴乃花の態度は子供じみて、共感し難いけれど、被害者側の人間を処分する、しかも加害者側の伊勢ヶ濱親方とおんなじ処分ってどういうこと? と思ってしまうま。これで、貴乃花は意固地になって、日馬富士や伊勢ケ濱親方、そして協会に対して民事訴訟を起こすわけだ。揉めますよ。その上、初場所で鶴竜と稀勢の里が大負けしてダブル引退なんかしちゃったら相撲人気急落ですね。八角理事長、辞任だな。


 そんでもって、二月には理事の選挙が行われるんだから可笑しい。貴乃花は理事当選確実らしいから、一ヶ月の降格というわけだ。貴乃花をいじめるなら、業務停止の方が良かったんじゃないの。甘いな、八角理事長。


 まあ、最近相撲を見ていないからどうでもいい話だけどさ。これだけは言えるわ。貴乃花は自分を神格化しようとしているんだろうけど、所詮は子供だ。主張は正しいのかもしれないけれど、行動は世間しらずのお坊ちゃんだね。ああ、あくまでも個人の感想です。悪しからず。


 気分を変えて、読書日記。鯨統一郎さんの『湯布院・産土神の殺人』を読みましたよ。おいら的にはこの本をもって、鯨さんの長編ミステリーは卒業するつもり。なんか筆が荒れている感があるんですよね。原因は多作すぎること。一年に十作近く出していたら、そうなっちゃうよね。ここで、長編と括ったのは連作短編にはまだ面白そうな作品があるんですよ。そっちには期待しています。買えないかもしれないけれど。

 で、『湯布院・産土神の殺人』なんですけど、これがサクサク読める読める。あっという間に読了してしまいました。でもね、トリックは貧弱だし、探偵役の六波羅一輝のキャラクターが弱い。だから、読み終わっての余韻ってものがない。はい、楽しく読みました。おしまい。という感想しか書けません。やっぱり、トラベルミステリーは西村京太郎先生に任しておけば良いのかな。読んだことないけど「西村作品は一味違う」という声や文章をよく見聞きます。金ができたら読んでみよ。

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