第86話 スターウォーズ見たよ

 やあ、おいらです。


 死んだと思いました? ええ、死にたいとは思いましたけれど、過去の失敗とそのあとくる罰ゲームが嫌だったんで、死にませんでした。逆に死にそうなのが、うちのテレビどもで、太陽が高く登らないとNHK以外映りません。昼間は全部映るのですが、朝と夜には映りません。閉店ガラガラ。これはアンテナがおかしいのではないかと思い、業者に電話したのですが、折り返しの電話は来ません。おかげで『月曜から夜更かし』と『夜の巷を徘徊する』が見られません。まあ、それはともかく、どんだけマツコが好きなんだ。おいら……


 今日、ツレのお金で『スターウォーズ 最後のジェダイ』を観に行きました。3Dとか4Dとかあるんですね。でもツレが「酔っ払うよ」というのでシンプルな方を見ました。

 内容について、とやかく言うのは、マナー違反ですから書きませんけど、視点がね、コロコロ変わるんですよ。そこがどうも、おいら気に入らないところです。そこんとこを外して見てみれば、結局のところ、基本はどれ見てもおんなじ。バリエーションと群像劇仕立てにしてアレンジしたのかなあ。でも、あそこであれがあれしちゃっていいのかしら。誰があれに取って代わるのかな? それより何より、レイアの人、亡くなっちゃったんですよねえ。次の作品にも登場しなくちゃ話になりませんよ。どうするんでしょう。代役立てるのかな。CGでなんとかするのかな? まあ、次の作品が公開されるときは、おいらホームレスになっているから、関係ないといえばそれまでなのですが……


 話変わって、読書の方なんですけど。ああ、紙の本の方です。カクヨムの小説の方はお休みしています。で、文庫本の方なんですが、『巡査の休日』を季節三つ超えてようやく読破したおいらは、単純なのを読もうと思いまして鯨統一郎さんの『タイムスリップ戦国時代』と言うのを読みました。内容といたしましては、まあ、くだらない。舐めとんのかコラ! と言うお下品な言葉が出ちゃうくらいくだらないです。でも、サクサク読める。こりゃあ、小説じゃないよ。言葉だけで絵がない漫画ですな。そう言う意味では爽快感すら感じます。あっという間に読了。次に何を読もうかと、目隠しして手に取ったのが、又しても鯨統一郎さんの『C ANDY』SFです。これがまた、どうしようもなくくだらない。溢れ出るダジャレの数々。内容がないよー。でもサクサク読める。正確には計っていないですが、一時間ちょっとで読了。久々に読書人になった気分。

 この二冊を読んでの総合的感想は、鯨さんはデビュー作の『邪馬台国はどこですか?』をチェックしておけば、他の小説は無理に読まなくてもいいかなあと言うこと。鯨さんごめんなさい。

 そうそう、鯨統一郎さんって珍しいペンネームだと思いますが、世の中不思議なもので、鯨洋一郎さんという作家さんもいらっしゃるんですよ。驚きました? 驚いてくださいよ。

 ところで鯨統一郎さんの小説がまだ未読で一冊残っているんです。一気に読むか? ちょっと休むか? 悩むところであります。

 

 今日はポジティブに書けたかな?

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