第79話 趣味の一環です
やあ、おいらです。
カクヨムを見つけたときは夢がありました。野望もありました。
「コンテストに受かって小説家デビュー」
それまでに、既存の公募に小説を三回送りました。一次くらいは通るかなと思いました。お笑いぐさです。
第1回カクヨムWeb小説コンテストに応募して思ったことは、
「紙代とインク代が浮くな」
と言うことです。
過去作と新作、合わせて五本応募しました。最後の一本はカクヨム開始の朝まで徹夜して書きました。全部、完結済みにして、一挙に発表しました。バカです。
一二話ずつ発表して読者の目をひくと言う作戦が有効だと気がついたのはだいぶ後です。
ネタがつきました。それでも、ない知恵を絞って何か書こうと思いました。それでショートショート集を書きました。PVが1000を超えました。大喜びしました。1000PVが大したことではないと気がついたのは、近況ノートに10000PV突破とか書かれているのを見たときでした。阿呆です。
異世界転生もの、テンプレとか言うものが人気だと気づいたのもだいぶ経ってからです。のんきなものです。
おいらはユーモア小説を書いていました。誰も笑ってくれなかったようです。
第2回カクヨムWeb小説コンテストが始まりました。おいらは作戦を立てて、過去作と新作を一日二話ずつ投稿しました。前回よりは★の数が増えました。でも、30そこそこです。すっかり落ち込みました。そうしたら中間突破しました。大喜びです。でも、ぬか喜びでした。
おいらはエッセイに逃げました。ちょっとウケました。エッセイと言っても最初のうちは、他の作品を読んだ感想を書いたり、紙の本の批評をしたりしていましたが、だんだん、愚痴ってばかりいるものになりました。PVも★もどんどん減っていきました。ボヤいてばかりでは面白くないのは当然ですね。
そして今、愚痴エッセイも書くネタがつきてきました。毎日書いてこそ、そこそこの読者を得られるのでしょう。一度飽きられたらおしまいです。でも、書くことがない。ベイスターズのことばっかり書いても喜んでくれるのは少数です。
現状、書いているのはプロ野球小説の続編の続編です。三人は読んでくれるかなと思っていたら、フォロワーさんは三人です。皆、お馴染みの人々です。ありがたい話ですが、書いていくたびに読者が減っていくので少々、落ち込んでいます。
第3回カクヨムWeb小説コンテストですか? 書くネタがありません。もう、賞金狙いの小説は書けないだろうと思います。最後まであがきますがね。
「なんでカクヨムやってるの?」
「まだ、カクヨムやってるの?」
と聞かれます。
おいらはこう言います。
「趣味の一環です」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます