いまさら奇想天外な物語も驚天動地の小説も思い浮かばないけどね

第49話 なんにもない なんにもない

　やあ、おいらです。

　七月の中旬から文章をこねくり回して、ひんむいて、棒で叩いて、熱湯で四分茹でて、冷水でしめて、バーナーで焦げ目をつけて「はい出来上がり」と、血を吐くように書き綴って……なんて嘘です。テキトーにダラーと睡眠薬が効くまでの間、多少、呻吟はしましたけど、小説じゃあないからまあまあ気楽に続けてきて次で第５０話。速いですねえ。しかも一日も休まずやってこれました。（十二時に間に合わなくて日付が飛んでいる日もありますが）

　で、いつもだったら引きこもっていても何かしら話題があったのですが、今日は全然、兆しがない。

　そんなおいらの一日といえば、七時起床、ツレと畑に行き、収穫。帰り道、デニーズに寄り道して朝食。家に着いたら麦茶を飲みながら、ぼんやり、テレビのワイドショーを見る。スペインでテロがあったんですね。そういえば、逢坂剛の『イベリアシリーズ』文庫で完結したんだよなあ。どっから読んでいないんだっけ？　こりゃあ、一巻から読み直しかなあ。あっ、いけねえ！　あのシリーズ、古本屋に売っちまったんだ。金が無いから買えないよ。それにきっと重版未定になってるぞ。逢坂剛だからな……五年前のおいらをぶん殴ってやりたいぜ。

　昼は冷やし中華。畑で採れたきゅうりが入っています。でも、旬を過ぎちゃったのかしら。正直美味しくない。自給自足は難しい。たぶん、というか絶対に無理。

　ツレが洗濯を始めたので、「よーし、カクヨム」と部屋（出入り自由の監獄）に入ろうとしたら、ツレが「またカクヨム？」とおいらを卑下するように、というか嫌味ったらしくいうので「カクヨムも見るが他のこともするよ」とムッとして答える。カクヨム中毒患者に「またカクヨム？」は禁句ですね。

　で、結局はカクヨムを見るんだけれど、今日は長編を読もうという気力が出なくて、小説管理のページ、マイページ、近況ノート新着記事、トップページとダラダラ読み流す。今日もカクヨム前線異常なしですな。平和はよろしい。でも、ネタが獲れない。

　ツレが友達とライブに行くと言うので、晩飯のおかずだけ作ってもらう。今日畑で採ったナスの肉炒め。タレはモランボン。「モランボンは生きている」ってCM知っていたらお友達になってください。特に金持ちのボンボンだったら最高です。夕飯に炭水化物は取らないつもり。

　六時からはジャイアンツ対ベイスターズを見る。あっけなく負けるベイ。中継ぎ投手陣を再生させろよ。篠原、木塚コーチはクビだあ！

　あれ、千字超えちゃった。

　次回はおいらと水沢舞子のMCを賭けたディスカッション対決だ。果たして、新しいお題はできているのだろうか？

　どっちにしても、エッセイ・ノンフィクションのカテゴリーを逸脱した、おいらの下手くそなショートショートになると思いますので、読まなくていいですよ。