第48話 『キャスカル』を読んだよ。など

 やあ、おいらです。


 この頃、エッセイとは程遠い、寸劇? あるいはメタフィクションをお見せしてしまい、申し訳ございませんでした。PVの少なさで不評ということがよく分かります。『酒場暴言記』と『水沢舞子』はなかったことにした方がいいのですかね。でも、おいらはこの二つをやめないことにしました。なぜなら、ネタが尽きた時に使えるからです。ユーティリティープレーヤーですな。ご不満の方は、こんな駄文を読まなければいい。今日、フォロワーさんが一人減りました。それでいい。変な義理立てでフォローすることはないんです。本当に読みたい方だけがフォローしてくれればそれでよし。おいらも頑張ってキーボードを叩きます。トンカチで。(嘘です)


 今日は昨日から二日がかりで『キャスカル』を読みました。正直に思ったのは本作と『月面のジーニアス』と『ひとりぼっちのソユーズ』って雰囲気似ているなあということ。勘違いしないでくださいね。内容が似ているのではなくて、雰囲気が似ているんです。誹謗中傷じゃありませんよ。それどころかこの三作を、おいらは絶賛しておりますのよ。

『キャスカル』は戦闘機乗りの話だから、宇宙が舞台の他二作と違うといえば違います。でも、読書中の“脳内朗読者”とでもいうのでしょうか、字面を脳内音声にして読んでくれる人が、おんなじなんです。うーん、説明がややこしいな。要するにおいらの脳はこの三作を同じ系統として認知しているということです。ご批判、ごもっとも。あくまでも個人の感想です。


『キャスカル』は敵対する二カ国の戦闘機のエースパイロットの男女が交互に主人公になります。それぞれに仲間がいる。戦争さえなければ、交わらない世界。しかし、戦争は始まり、二人は邂逅し、ドッグファイトを演じます。その間に細かいシーンがいっぱいあるんですけど、ここに書くわけにはいきません。そして、最終戦闘で勝敗がつき、勝者と敗者は地上に戻ってきます。そこまで読んで「ああ、面白かった」と言ってページを閉じないでください。あとがきと、続くおまけを読むことを強くお薦めします。


 それにしても、長編を読むのはおいら苦手です。1エピソード読み終わるたびに、麦茶飲んだり、お手洗いに行ったり、飴舐めたり、昼寝したりして、脳の疲れをとります。そこまでして読むのは、その小説が面白いからです。つまらなかったらすぐ読むのをやめます。だから、おいらが読了した長編小説はかなり面白いと思うんです。でもね、そういう作品はみんなが評価しているから、おいらの自慢にはならないんだな。これが。


 さてお盆も明けました。真面目に日雇い労働のこと考えなくっちゃ。

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