第11話 パニック
やあ、おいらです。
表題は、開高健の小説じゃありません。読んだことないし。
おいらのパニックは脳がおかしくなるパニック発作のことですよう。毎度毎度、メンタルの病気の話題ばっかりですみません。それしか話題がないんです。
先週の水曜日に実家へ行く途中に久しぶりに発症したパニック発作。その時に頓服のレキソタンを持っていれば、そこで終わったかもしれない。でも、忘れていた。それだけ、長い間、発作が起こってなかったんです。それがバスに乗った瞬間。「ああ、レキソタン忘れた」と思ったら、チャララーン。いきなり、脳が硬直して、記憶の全てを失いそうになり、理由のわからない不安が脳みそと、心臓、胃腸に襲いかかってきます。特にひどいのが脳みそで「このまま気絶するんじゃないか? 死ぬんじゃないか? 発狂するんじゃないか?」とおいらを苦しめます。脳が炸裂しちゃうような感じがします。この苦しさは他人にはわからないと思います。日頃から死にたい死にたいと思っているおいらですが、実際、パニック発作の「死ぬんじゃないか」的な考えが頭をよぎると、恐怖から「死にたくないよー」と思ってしまいます。自殺するって、本当に勇気がいるんですね。おいらは、プチハートだから無理かもしれません。
長い前フリだ。要するに、パニックの発作が起こったら、とりあえずレキソタンを飲めばいい。でもね、医師の処方は一日一回分だけなんですよ。パニックが一日に二度三度起こったら飲む薬がない。これはきつい。今日も、ベイスターズ対ジャイアンツを見ていたらパニックが起こって、薬の節約のため、半錠だけ飲んで静まるのを待ちました。だから、今は平気になりました。半錠でも効くんだ。
しかし、パニックをバスや電車内で一度起こすと、乗車するのが怖くなります。レキソタンは、発作を鎮めることはできるけれど、予防はできないようで、三十分前に飲んで、バスに乗ると、決まって気持ち悪くなります。本当、レキソタンはパニック鎮静だけの薬だと思います。
あとね、ワイパックスという抗不安薬を処方されているんですけど、おいらには合わないのか、全然効きません。強い薬みたいなんですけど……古賀先生に「効かないからやめたい」って言えるかな。多分無理だな。
とにかく、パニック発作をなんとかしなければならないです。でないと何もできない。破滅の秋が待っている。
クラウドファウンテングでおいらの生活費を募集したいです。なんてね。
おいら、朽ち果てるのみ。
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