第2話 そうだ忘れてた
やあ、おいらです。
第1話を書いて数時間、晩御飯を食べて『ぴったんこカンカンSP』を観て、さあ寝ようという段になって、はて? 夕方に妙ちくりんな文章を書いてしまった。消去しなければと、いつもの調子で気の弱いおいらは、そーっと、パソコンを開く訳です。どうか、誰も見ていませんように。そう願いながらお気に入りファイルからカクヨム小説管理をクリックする訳です。するとどうでしょう。3PV、♡2もついているじゃありませんか。こりゃあ、削除できませんなあ。逆に、ありがたい話です。ありがとうございます。おいらも覚悟を決める訳ですわ。
そうそう、タイトルの件。すっかり忘れていましたが「愚痴エッセイ」という称号はおいらが考えたのではなくて、今作、第1話に♡をつけてくださったBさんが前作へのレビューで命名してくださったものでした。ありがとうございます。とても気に入っています。
さっきからありがとうばっかり言っている(書いている)な。別に変な宗教に入信した訳じゃないですよ。おいらはかなりの俗物です。金と力はありませんけど。
ないといえば、今おいらには前歯がありません。五年前に治療したブリッジ四本と三年前に治療した、差し歯が全部取れてしまったんです。今や、おいらの面相は泉重千代さんみたいなことになっています。えっ、泉重千代さん知りませんか? ググってください。たぶん、出てきます。
それでもって、食事は奥歯だけで噛んでます。ナニ、歯医者に行けですと! 覚えているでしょう? おいらにはお金がないんです。ちょっとしつこいですね。これ見て、お金くれる人がいる訳じゃないのにね。
食事に戻ります。おいら、今、畑を借りているんですけど、割と豊作で、どでかいナスやキュウリ、オクラやトウモロコシ、ミニトマトなどが採れます。で、その中でもキュウリが巨大化しちゃってとんでもないモンスターになってしまいました。おいらはそれにマヨネーズをつけて食べようと思ったんですけど、太過ぎて奥歯に届かない。前歯がないから(以下、軽グロ注意)マヨネーズとおいらのよだれが虚しく床に垂れる。その時の憤懣やるせない気持ちをどう表現したらいいのでしょう。ただ、解決策は簡単に見つかりました。キュウリを包丁で細く切ればよかったのです。気づくの遅いな。馬鹿だなあ。
そして今夜また、忸怩たるものがありました。トウモロコシです。おいらとしては、かぶりついて食べたい。♫だけど、僕には前歯がないよ♫食べられましぇーん。仕方なく、一粒一粒、房からとってチマチマ食べました。そのあと、パニック発作が起きました。前歯がなくても呼吸はできるのに、呼吸が苦しくなりました。精神的なものだと思いますが……
ああ、カクヨムじみたことを何にも話していませんでした。余計な話でもしておきましょう。おいらのカクヨムデビュー作の『道楽』をあのMさんが見つけ出して全編読んでくださってレビューまで書いてくれました。奇跡です。だってこの作品、M2氏(Mさんとは別人)に「訳わからん(口調はもっと優しかったけれど)」と酷評されたものだったからです。おいらもM2氏に同意します。これを読んでいただいている皆さん。『道楽』は読まなくてもいいですよ。いや、読んじゃダメ。「なら削除しろよ」という声が聞こえてきますが、出来の悪い子ほど可愛いというでしょう。おいらの作品はみんな出来が悪いから、愛おしくて仕方ありません。
まあ、とにかく前歯問題を解決しなければ。天より、お金降ってこーい! 降らなきゃ生活、埒あかぬ。
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