萩 ― はぎ ―への応援コメント
幻想的な世界観が丁寧な情景描写によってしっかりと支えられていて、巧みな作品だと思いました。ただ一点、男の正体(関連して、近道を教えてくれたかと思えば、もう使えないんだと少女に嘘をついた理由も)が分からなくてモヤモヤとします。難しいです。
あとは、重箱の隅をつつくようですが違和感のある描写もいくつかありました。
①言葉のない無言の圧力……張り詰めた空気の感じを強調したかったのだと思いますが、頭痛が痛いみたいになっています。
②人一人通れるくらいの狭い路地裏に屋台は立ち並べないのではと違和感を覚えました。
③"出す足の感覚が狭まる"のかんかくは間隔な気がします。
④"月が眩しく、影が再び存在を現す"の再びは恐らく「顔を上げると、月が煌々と輝いている」の地点にかかっているものと思いますが、そのときの影は地面と同化していると描写されているのでちょっと不自然に感じました。
以上長文コメント失礼しました。
作者からの返信
otaku様
とても丁寧に読んで頂けて、感謝いたします。
このようにご指摘頂けることなど、なかなかありませんので、とても勉強になりました。
違和感を覚えると言っていただけた部分、自分なりに考え書き直してみました。これでよくなっているといいのですが・・・。
本当にありがとうございました。
萩 ― はぎ ―への応援コメント
前回何時読んだのか忘れました。毎度のことですが、内容も記憶になく、
初めて読むような気持で読みました。
「マイペースな君」「おかしな二人」「温かい背中」「桜まち」などとはまるで違う作品ですね。
舞台は山村の鎮守様の石段。汚れた侘しい裏町。
時間は月が出ているから夜か。
登場するのが、おかっぱの女の子2人、酒臭い息を吐く大人の男、そして、懐かしい祖母。
偶々でしょうが、今朝の散歩でのカメラのメイン・ターゲットは曼殊沙華でした。花の色はいろいろあるようですが、よく見かけるのは毒々しい赤色。根には毒があるからか、魔除けになるとも言います。田舎では墓地に生えていることが多く、縁起が悪いと嫌われることもあるようです。
最後に、何故か「おはぎ」。
多分、疲れて寝た時に視た夢でしょうが、大分お疲れだったのではありませんか。
作者からの返信
オクチャン様
時期的に丁度あいましたね。
うちの近所でも、ポツリポツリ咲いているのを見かけます。
お萩は、お祖母ちゃんがよく作ってくれた、思い出の食べ物というところです^^
編集済
萩 ― はぎ ―への応援コメント
企画にご参加いただき誠にありがとうございます(^^)
今回の参加作品の中でも一際格式の高い作品で大変おっかなびっくりレビューを書かせていただきました…作意に少しでも添えば幸いでございますm(_ _)m
作者からの返信
藤原埼玉様
こちらこそ、企画へ参加させていただけたこと、嬉しく思っています^^
格式高いなどと、滅相もないです(ありがたや ありがたや
レビュー、大変嬉しかったです^^
あまり受け入れてもらえないお話なのではないかと思っていたので、今回企画へと参加させて頂きました。
藤原様からレビューやコメントを頂き、自信に繋がりました。
ありがとうございましたm(_ _)m
編集済
萩 ― はぎ ―への応援コメント
ツイッターで見かけて、先ずは、レビューとか
応援コメントを読んでみた。
当然、自分の応援コメントがあるから、かつて、
読んだことは読んだのだ!
然し、いつものことながら、この作品の中身は
完全に忘却の彼方。
最近、柊さんの作品読んでないし、この作品は
短編だということも確認のうえで
読み始めた。
(長編だとそう簡単には取り組めない。)
ところが、前に読んだときは見落としていたが、
本腰を入れて読みだしたら、文章がおかしいところで
引っかかった。
( )内のように直して読んだがいかが。
・僅かな痛みを感じるも、・・・現実ではないことを
私は(知って)いた。
・幼い頃に訪れた記憶(が)ある
・あれが欲しいと(ねだった)想い出
<本文の「強請った」は何と読むのか、しばらく
答えが見つからなかった。>
短編なのに物凄く緻密に描かれた幻想的な物語で、
物語のスジが分かりにくかったが、じっくり考えると、
幼い頃の記憶がいろいろと入り混じった「夢」を
活字に置き換えたものだろうと推測したがどうだろう。