見てをれば青あらしふく座敷かな

【読み】

 みてをればあをあらしふくざしきかな


【季語】

 青あらし(夏)


【語釈】

 青あらし――新緑の頃に吹く強い風。


【大意】

 座敷から(何とはなしに屋外を)見ていると、青あらしが吹いてくるのであった。


【附記】

 どこかの閑静な座敷をほめたたえたようでもある。

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