思ふほど休めや月の白きうち
【読み】
おもふほどやすめやつきのしろきうち
【季語】
月(秋)
【大意】
月が白く照っている夜のうちは、思う存分好きなだけ心身を休めるがよい。
【附記】
睡眠・休息を礼讚する趣向である。現実には、仕事や家庭や学業の都合でそうも言ってられないことが多いだろう。それでも理想を示すことに一定の意義がありはしないかと、理想主義者を自任するわたしは思う。
【例句】
やぶ
喰ふて寝て牛にならばや桃の花 同
有る程の菊
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