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紫苑咲いて風むらさきに見ゆるかな
紫苑（しをん）咲（さ）いて風（かぜ）むらさきに見（み）ゆるかな
【季語】
紫苑（秋）
【大意】
紫苑が咲いて風がむらさきに見えるなあ。
【補説】
東京あたりだととうに時期が過ぎていることと思うが（執筆時12月10日）、忘れ花（？）ということで。紫苑と風を一句のうちに詠みたいと思う気持ちがいま結実した。
推敲前、上五「紫苑咲きて」。
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