短夜や踊明かして星一つ

 短夜みじかよ踊明おどりあかしてほしひと


「短夜」は夏の短い夜。


 表題の句は、わたしが当サイトではじめて星をもらったときの心持を言ったもの。

「星一つ」と口にしてそれが五音であることに気づいて句にしようと思った。

 星をもらった喜びと同時に、星がひとつしか見えないうちに短い夏の夜は明けてしまうという趣向を表現したつもりである。


 過不足なく説明することに努めると「星が一つしか見えないうちに明けてしまうような短い夏の夜を、投稿サイトではじめて星をもらった喜びに狂喜乱舞、欣喜雀躍きんきじゃくやく(すずめのように躍りあがって喜ぶこと)して明かしてしまったなあ」という具合になるかと思う。


 ちなみに、踊り狂うのは星をもらった後であって因果関係と語順が一致しないが、そういうのは詩歌の創作でよくある手法の一つであってそれが詩歌の魅力のひとつにもなりうるのではないかとわたしは考えている。

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