第296話 手伝う?

『ニートーーーー』

 とりあえず帰ると、チョビさんがやってくる。

 ジトーッと僕がパソコンを打っている姿を見ているチョビさん。

『ニート…それ手伝う?』

 キーボードの上にテシッと前足を乗せて

『どう? 助かる?』


 画面に32566666666666666…

「あ~……チョビさん…」


 だっこして退かすと

『もういいの?』


 しばらくすると

『まだ終わらない? 手伝う?』

 ぽぽ…PPPPPPPPPP…OOOO…


「チョビさん…遊ぼうか?」

 なかなか進まないのである。

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