第110話 毛づくろい
チョビさんの毛づくろいをクロさんがする。
珍しいことだ。
チョビさんもクロさんの毛づくろいをする。
珍しく仲がいい。
夏より冬の方が仲がいいのは寒いからだと思う。
ついでとばかりに、クロさんが僕の髪の毛を舐める。
「まぁ…親切心だと信じたい…」
だけど…すぐにどちらかが嫌になる。
今回はクロさんが飽きたようだ。
チョビさんがクロさんにチョッカイをだして…ケンカになる。
そして…走り回ったあげくに…チョビさんベッドで吐く…。
食べ過ぎて…毛づくろいして…まぁしょうがない…。
『ニートー!! 早く片付けて!! 』
ベッドの上で布団をブチブチ引っ掻きまくる。
さっきまでの平和が嘘のような生臭さ…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます