第50話 小学校どれだけレベル高いんだよ…
エイプリルフールに嘘でもつこうかと思って悩んでいたら、夫から「いつもテキトーな事言ってるから思う存分言えて良かったね」と言ってきた。確かに好きな芸能人は高田純次とローラだが嘘とテキトーは違うと言いたい。
多分おくさんの心根が正直だから言えないんじゃないかなー(適当)
相変わらずお誘いはFlesh(敢えて変換しない)な店主と組んでブッチしている。
そして相変わらず漱石にイライラしながら彼岸過迄を読み進めている。
言い訳がましいセリフ回しとかを見ると、一々流れ弾に当たった気分になってきて胸から血がドクドク流れて痛みがノンストップだよ!
漱石嫌いな理由って、うん。もしかしたら同族嫌悪ってやつかもしれない。
私が珍しく本を読んでいるので、夫と読書の話になった。
夫の読書歴は長く、小学生より前からだそうだ。小学校の頃、学校の図書室の本をほぼ全部読み切ったと豪語していた。なにさらっと地元小学校に伝説的な記録作ってるんだ。
「へー、どんな本読んでたのさ。」
「小学生の頃は西村寿行が結構好きでね。『襤褸の詩』とか『症候群』とか面白かったなー。」
なん…だと…。
小学生から西村寿行っておいおいどんなエロエリートなんだよという突っ込みはひとまず置いておくとして、どこでそんな本読んだのかと聞くと図書館という答えが返ってきた。(西村寿行が四国出身だからきっと地元の有名人枠的な何かで置いていたのだろうけど)四国の小学校どれだけレベル高いんだよ…。
なお、本の内容についてはここに書くのは憚られるので各自Google先生に教えて貰って欲しい。
おかしな趣味は無いことを確認しホッと胸を撫でおろしたものの、トイレには鍵をかけて入らねばならぬと強く心に誓ったのだった。
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追記
夫曰く、図書館は近所の図書館だったそうだ。
(夫以外の)青少年はきちんと保護されていたようで本当によかった。
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