村でのお買い物
「ふぁぁ…さて、玉藻たちも帰ったことだし二度寝でもしますかー」
「せめて、朝ごはん食べてからにしてくださいよ…でも、ついさっきまで寝てたのになんで疲れてるんですか?」
「んー?それはねぇ…昨日は玉藻が寝かせてくれなかったんだよぉ…(酔っ払って)」
「な、ななななにしてんですか!」
「いやー、昨日は激しかったなぁ…(絡み方が)」
「師匠の変態!エッチ!そういうのは…誰もいない時にしてくださいよ…」
「え?なんで私が変態扱いされるの?昨日は、酔っ払った玉藻の絡みが鬱陶しいぐらい激しくて寝れなかったんだけど…クエルは何を想像したのなぁ?」
と、師匠はにやにやしながら分からないフリをしていた。
「…てください」
「え?聞こえないよ?クエル」
「わすれてくださぃー!」
私は半泣きになりながら、師匠を寝かしつけた。
その日は、私がクラウの村まで買い物に行った。
クラウの村に売ってない魔道具や、特別なもの以外は大体村で買っている。
「えーっと…今日は師匠が食べたいと言っていたオムライスにしますか。卵はあったから…トマトと鶏肉とあとは…」
そう呟きながら、お店を見て回った。
「クエルちゃん、今日は
「いつもすみません、お肉屋のおじさん。師匠は…辛いもの食べられないので今回は遠慮します」
「そうだっけか?ローリスさんは辛いものがダメなのかー。それは悪いことしたな!よし
、お詫びに今日はどれでも半額だ!」
「そ、そんな悪いですよ…でも、それならお言葉に甘えてチキンドレイクのモモ肉をください」
「はいよ!三百ユリルね」
と、こんなやり取りをしつつ買い物を済ませ私は家に帰った。
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