第10話 新しい明日へ
私、今日から新しい人生を歩むの。
羽ばたくときを、ずっと待ってた。
あなたを死なせてしまった日から、太陽さえも消えてしまったように感じた。
私の心は暗闇の中、出口を求めてさまよっていた。
でもね、神様はそんな私にも光を注いでくださったわ。
あなたのお祈りを聞き入れてくださったから。
私の知らなかった世界に、私はこれから向かうのよ。
見えない手に、背中を押されて。
もちろん分かってるわ。
今日まで、またこれからも、あなたは私の心の中にいてくれることを。
私はあなたの分まで、充実した日々を送るでしょう。
あなたが愛し、愛されて生きたように。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます