第2話誕生・・・そしてペロペロの嵐

ザー・・・ザー・・・ザー・・・

なんだろう?この音・・・何故か落ち着く・・・まるでテレビの砂嵐の音みたいだ・・・。しばらくこの砂嵐の音に耳を傾けていると、くぐもった音が聞こえてきた。

「**や・・・わ****う*。はや*、***にあい***」

音?言葉?言葉なら聞いたことがない・・・ほとんどが聞き取れないし・・・。

ただ音としてはなんか意味がありそうなんだけど・・・

猛烈な眠気に、思考が遮られる。と、いうことでシンキングタイムは終わり。

おやすみなさい。


次に目覚めてみると、周りが騒がしく感じる。砂嵐の音も不規則な感じがする・・・それに下に吸い込まれる感じが・・・感じじゃねぇ!吸い込まれてるYO!

なんとか、手足をうごか・・・し・・・思ったように動かないYO!

それに少しずつ現在進行形で吸い込まれてるし・・・周りの音が大きく多くなってきたし!

なんだろう・・・気分はう○こになった気分だ。(お食事中の方ごめんなさい。)

長いこと吸い込まれる感じをえて、今度は押し出す感じがしてきた。

なんとなく出口が誓いことを直感が告げている。

断続的に押し出さえていくと、突然、絶叫が響いてきた。

「アァアアアアアアアアーーーー!」

ビクゥ!絶叫は頭の下からはっきりと聞こえてきた。声の方に目を向けてみると・・・美少女がものすごく苦しそうな顔で必死に何かを耐えていた。

この人には、そんな苦しそうな顔はして欲しくない・・・何故かそう思った俺は

「あばばばぶばぶー(痛いの痛いのとんでけ~)」

それに俺が出れば、この人の痛みはなくなるんじゃね?と思い、俺は出口に向かい突き進んだ。

出たと、思ったら何かに掲げられる。色々な嗅いだことがない匂いを腹いっぱいに吸い込み、俺は声をあげる。

「おぎゃああああああ!(やっとでれたど!!!!)」

あれ?あれあれ?俺、言葉がでてこないんだけど?なんで?

混乱していると、おばあちゃんな女性が俺を先程見た美少女に抱かせる。

俺、75kgあるのに、おばあちゃんも美少女もすげぇな・・・というかおかしくね?

「**************」

美少女ちゃんが俺に何か話しかけてきていきなり俺の顔をペロペロしてきた。

Why?何故?美少女ちゃん?何故に俺にペロペロするの?

更なる混乱が俺を襲っていると、

「************!」

音が聞こえて、美幼女が入ってき・・・・ケモ耳!

なんてご褒美なんだ・・・ケモ耳美幼女なんて・・・だが俺は心に

Yes,ロリータ No,タッチを掲げるジェントルマンなのだよ。

「***************!」

美幼女は俺に最高な笑顔を見せて、俺にチューをしてきた。

「!!!!!!」

更に、チューからのペロペロのコンボを繋げていく美幼女・・・なんて恐ろしい子。

しばらく、美少女と美幼女のペロペロを耐えていると

「*******!!!!!!!!」

一際大きな音がして、男の人が入ってきた。やはり男の頭にもケモ耳が生えている。美少女に一言、二言交わすと俺を抱き上げ、べろんと舐めてきた。

「!!!!!!」

美少女と、美幼女の天国のペロペロをこの野郎!上書きしやがった!

俺は大きく息を吸い込み、息を止める。

これでもくらえ!せーの、

「おぎゃああああああ!ぎゃあああああああん!!!(天誅!!!!!)」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

亜人による亜人の為の異世界放浪記 水無月 獅堂 @souma5130

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ