終わった世界

イナロ

 世界は終わりを迎える

 この物語は宇宙のどこかの星で起こった真実の物語です。


 そう言われたらアナタはなんと思うのでしょう?

 おそらく『ありえない』、『バカバカしい』などと思うでしょうね……。

 ですが、何故に否定出来るのでしょうか?


 例えば、この世界が架空の世界だと言われたらアナタは同じ事を思うのでしょう、ですが実際にこの世界が架空の世界では無いと自分の考えで証明できる人は少ないはずです。


 だとしたらどこか知らない場所で、それも宇宙のかなたの話と言われて否定するのも可笑しな話だとは思わないですか?

 それを否定しうるモノが存在しないのですから。


 心の中でもしも、そんな話を知っている時点で既に否定を意味している。

 そう思う人がいるでしたら、話を語る私が人ではない別の何かだと答えたらこれから話す物語は真実だと言えるのですか?


 否でしょうね。


 私が人間でない別の何かだという証拠もないのですから、事実の証拠にはなりません。

 ですが、この検証に意味はないのです。


 要は信じてもらえるかどうかのですから。

 そんな事をするよりも私は真実を話した方が良いのでしょうね。


 私のこれから話す事は難しい事では無く簡単な話です。


 そして、私が話をするのはある目的の為です。

 その目的はこの話が終わった時に言うとしましょう。


 さて、何度も言うようですが、これから話す事は全て事実です。

 これは紛れもない事実ですが、決して証明できません。


 何故だと思いますか?


 答えは簡単です。

 それは証明する為の証拠のすべてが消失してしまったからです。


 全てが終わってしまった世界の物語です。


 世界が始まり、終わってしまった物語。

 悲しむ必要も、憐れむ必要もありません。


 ですが、笑ってはいけません。

 決して笑い事ではないのです。


 改めて自己紹介をしようと思います。


 初めまして。


 今更自己紹介もおかしいと思いますが、私の話を聞いてもらうのに自己紹介もしないのは失礼です。挨拶は大切ですからね。


 初めまして、どこか遠い世界の住人よ。

 私の名前は……?

 そう言えば私には名前がありませんでした。


 残念です。

 ですが、しょうがありません。

 アナタが適当に付けてください。


 いきなりで戸惑うでしょうが、私の名前はアナタが付ける事で話を進めます。


 私には性別はありません。

 男性の名前でも女性の名前でも好きに付けてください。

 ただし、好きな人物の名前はダメです。


 何となく嫌な気分にさせてしまうかもしれません。

 かと言って嫌いな人物の名前もダメです。


 これは私個人の感想ですがね。


 とは言っても別に好きに付けて下さい。

 私がこれから話す物語に支障はありません。


 付けてくれましたか?

 アナタが私にどんな名前を付けてくれたのかを知る事が出来ないのが非常に残念です。

 アナタが物語の最初に戻っても私は何度でも初めましてと言ってしまうのですから。


 おっと、話が逸れてしまいました。

 えっと、性別は話しましたね。

 次は何が良いでしょう?


 好きな食べ物でしょうか?

 好きな色ですか?

 好きな人物の話ですかね?


 最初に好きな食べ物は木の実です。

 香ばしい風味が鼻から抜けるのがとても好きです。果物も好きですよ。


 次に好きな色は空の色です。

 この世界の空が私のいた世界と一緒だと良いですが、知る事は出来ませんね。


 最後に私の好きな人物か……。

 そういう人物はいませんが、しいと言えばこれから話す物語に出てくる全ての人々や生き物。そう答えておきましょう。


 では、私の物語を語りましょう。


 最初はどのようにして始りましょうか。

 そうですね、この世界に合わせてこう始まりましょう。


 昔々と。


--------


 昔々、宇宙のどこか遠くの途方もない場所の星に生命がありました。


 その生命に自我は無く、ただ生き死にを繰り返していました。


 ある時、生き死にを繰り返す内に分裂をしました。


 単体で生き死にを繰り返してした生命は分裂し、二つになりました。


 二つになった生命はお互いに作用し合うようになりました。

 時には傷つけ、時には癒し、時には離れ、時には寄り添いました。


 次第に生き死にの時間が変わり始めます。

 生きる時間が増え、死ぬ時間が短くなります。


 更に時は流れ、二つの生命に死が無くなります。

 生き続ける生命は次第に自我が生まれ始めます。


 最初、自我は自我と呼べるモノではありませんでした。

 何故なら自分を認識してはいなかったのです。


 認識していたのは自分ではなく、相手の方だったのです。

 ただそこにいるお互いを眺めます。


 奇妙で不思議な事です。

 自我の誕生で生まれたのは相手を認識する事だったのですから。


 同時にお互いが全くの別物になった事を意味していました。


 最初は一つの生命が二つになり、分裂した時は同じだった生命はお互いに作用し、別の個体になりました。


 そこから自我の成長は高まりました。


 自分という個体を認識するようになります。


 自分に何が出来るのか、相手に何が出来るのか認識、確認するようになります。


 その過程で多くの生物が生まれる事になりました。


 死なない生命の二つが争うように違う生命を次々に生み出します。


 ですが、死ぬ事の無い生命が生んだ生命はしばらくすると死んでしまいました。


 死ぬ原因はたくさんありました。


 餓死や病死、天敵に殺され殺し、環境で淘汰される生命もあります。


 そんな中、いつしか二つしかいなかった星に生命が溢れ、動物や森、大地に山などの環境が生まれていました。


 しかし、二つの死なない生命の自我は成長しても、それ程高いモノはありませんでした。


 そんな中、二つの生命が生んだ複数の動物が世界の頂点の座を奪い合っていました。


 端的に言えば戦争です。


 動物は高い知能を有していました。


 この知能は進化の過程で手に入れてたモノです。


 生物が生き死に繰り返す内にいつしか生命は自分で繁栄する方法を獲得し、徐々に進化していきました。


 最初、戦争は数多くの動物がしていましたが戦争が終わると六つの種類にまで少なくなっていました。


 六つの動物を分かりやすいように呼称するのであれば『人間』『ゴブリン』『エルフ』『ドワーフ』『妖精』『ドラゴン』の六つです。

 六つの動物も種族と呼称した方が分かりやすいですね。


 『人間』『エルフ』『妖精』は仲が良く、死なない生命の一つを神として崇めていました。


 『ゴブリン』『ドアーフ』『ドラゴン』は仲はそれ程良くはなかったですが、死なない生命の一つを同じく神と崇めていました。


 死なない二つの生命は何時しか大きな巨木となっていました。


 片方をアダム。

 もう片方をイブと呼称しましょう。


 物語を分かりやすくする為です。


 ここで理解した方もいると思いますが、このアダムとイブによって生まれる生命が私です。

 ですが、誕生まだ先です。


 アダムを神と崇める人間、エルフ、妖精。

 イブを崇めるゴブリン、ドアーフ、ドラゴン。


 アダム勢とイブ勢はその時を待たずして戦争を初めます。


 これまでにない程の戦争です。

 アダム勢はイブ勢を滅ぼし死なない生命のイブすら殺す勢いで逆もは然り。


 アダムとイブの自我はこの辺りになり、ようやく思考が生まれます。


 アダムとイブの自我成長の遅さに違和感があると思いますが、コレは二つの生命に死が消えたのが原因です。

 それ故に死が身近になった今になって思考が生まれたのです。


 しかし、コレは失敗だったのです。


 アダムとイブは知らなかった。

 自分たちが死なないという事実に。


 だから、あのような事になってしまったのかもしれません。


 二つの勢力の戦争はお互いの勢力が少なくなり仲間の大勢が死に、これ以上の戦争が出来なくなった事で終わりました。


 戦争の傷跡は凄まじく、六つの種族が生きられるだけの食料も材料も残ってはいませんでした。

 このままでは全滅してしまう六つの種族は互いに崇める神に祈りました。


 アタムとイブの思考はまだ幼かった。

 願いを聞いた先に待ち構えてる結果やその先にある事は考える事が出来ませんでした。


 案の定、アダムとイブは互いの崇めている者達に恵みを与えます。

 木々を増やし、傷を癒し、生命溢れる環境にしました。


 神の奇跡にお互いの種族は更に神の信仰を高めました。


 そしてしばらく戦争の無い世界が始まりました。


 人とゴブリンはお互いに種族としての人口を増やし、エルフとドワーフは種としての人口は人やゴブリンに比べられませんが、それぞれの種族としての技術を更に高みえと昇華させていました。

 妖精とドラゴンは数が著しく少なくなってしまった事で姿を隠すように生活を初め、何時しか一緒に住むようになっていました。


 平和な世界になった事でアダムとイブの思考は成長する事はありませんでした。


 六つの種族は長い間お互いに接触を絶っていました。

 そしてアダムとイブの信仰も代を重ねる事に薄くなっていきました。


 更に時は流れ、何時しか違う種族同士が干渉し合い、国が出来始めます。


 国は巨大になり、ドラゴンと妖精を省いた四つの種族が一緒の国が誕生し、またしても平和な時間が生まれました。


 アダムとイブは思いました。


 寂しい、と。


 その結果、お互いに別々の生命を生みました。


 六つの種族の敵となる種族です。

 その生物の名前を『魔物』と呼称しましょう。


 魔物はとても強かったのです。

 長い間戦争も無く、平和だった者達が勝てるはずもありません。


 アダムとイブは魔物と他の種族が戦うのを見て楽しんでいました。

 子供が玩具で遊んでいるようなものです。


 どのくらいの時間が流れたのか分かりませんが、アダムは傷ついた種族を庇い始めました。

 イブは余りも一方的になってしまった戦いがつまらなくなり、別の生命を生みました。

 イブの生んだ種族を『勇者』と呼称します。


 アダムは多くの種族から再び崇められます。


 しかし、種族は知りません。

 魔物を生んだのがアダムとイブである事を。


 魔物の勢力は勇者によって駆逐されようとしていました。


 またしても勢力図を覆してしまいそうになったので、イブは勇者に効く病気を世界に散布します。

 しばらくして勇者は絶滅しました。


 魔物も勢力が著しく低下してしまったのでイブが魔物を保護します。


 こうなるとアダムに保護された種族はイブが魔物を生み、自分たちを滅ぼそうとした敵だと思い込みます。


 種族はアダムに願いました。


 敵に勝てる力を下さい、と。


 そんな願いを種族が出している時、アダムとイブは互いに話をしていました。


 お互いの玩具を戦わせてどっちが勝てるかをです。


 イブも面白そうだ、と思いその誘いに乗ります。


 アダムは種族の為に新たな生命を生みます。

 生んだ種族は『先生』と呼称します。


 先生は種族に知恵を与え、文明を与えました。

 先生の寿命は短く、すぐに死んでしまいますが、それはアダムが『長く生きさせると勢力が覆ってしまう』と思ったからでした。


 魔物と勇者の経験をここで生かしたのです。


 人間、ゴブリン、エルフ、ドワーフ、妖精、ドラゴンの六つの種族は敵である魔物とイブを倒す為に出撃に出ました。


 再び戦争が始まりました。


 最初はアダム勢の率いる六つの種族が優勢でしたが、魔物の中でも世代を重ねてより強くなり魔王なる者も生まれていました。


 戦争はどんどんアダムが劣勢になり始めます。


 アダムはどうしようかと考えましたが、考えているうちにめんどくさくなってしまいます。


 アダムは『このままだと負けるけど、別に負けても構わないか』と思いました。


 逆にイブは戦争が楽しくなっていました。


 最初は負けていましたが、徐々に盛り返す魔物に興奮していました。


 ですが、途中からアダムが相手をしていない事に気が付きました。


 何で相手をしてくれないのかアダムに聞くと素直に『つまらなくなった』と、答えました。


 イブはその答えを聞いて何かを賭けるかと提案しました。


 アダムは賛成し、何を賭けるか考えたましたが、何を賭けるか出てきません。


 そんな中、六つの種族が絶滅しそうになっていました。


 イブは戦争を中断しようと思い、勇者の時と同じように魔物だけに効く病気を散布しました。


 しばらくして魔物は絶滅しました。


 六つの種族は魔物が死んだ事をアダムが手を貸してくれたと思い込みました。


 絶滅寸前の六つの種族は力を合わせ、イブを殺そうとします。


 アダムはそんな事を気にせず、何を賭けるか考えていました。


 イブは自分に攻撃する六つの種族を適当に相手をしていました。


 そんな中、絶滅寸前の状態から何とか復興しました。

 その結果、種族は複雑になってしまいした。


 最初の六つの種族とは別に『亜人』類が生まれました。

 『鬼』『ペガサス』『ダークエルフ』『ドラゴンニュート』『小人』『巨人』『精霊』と言った数多くの混血が増えます。


 六つの種族は一つの種として生存は難しいと思い、お互いに生存をかけて血を混じ合わせました。

 もはや純潔が少なくなった世界の誕生です。


 そんな光景を見ていたアダムは『イブと一つになったらどうなるのか』と、と思いました。


 その事をイブに伝えました。

 イブもアダムの言った事に興味を持ちました。


 子供が別のモノに興味を持ち、今やっていた事を放棄して興味を持った方をやってしまうのと同じように、勝負の賭け事などそっちのけになってしまいます。


 そして、アダムとイブは私を生みました。


 生んでしまいました。

 私の誕生がどのような結果を生むのかも知らずに。


 最初は一つだった生命は二つになり、また一つとなりました。


 私は生れた瞬間から自我を持ち、記憶を有していました。

 記憶の一番古いモノは生き死にを繰り返していた時のモノです。


 そして思考は親のアダムとイブより高いモノでした。


 最初に私が生まれたのはイブの木の中でした。

 木から出た時、私は思いました。


 何故、両親は私を生んだのだろうと。

 その思いの答えはすぐに思い浮かびました。


 何となく、だったのです。


 何の感情も意思もないのです。


 それ自体、何も思いませんでした。

 私の両親は、アダムとイブはそういう生き物なのです。


 仕方ないと言えば仕方ないです。


 両親を考えるのを止め、世界を見る事にしました。

 世界は純粋でした。


 生き死にを繰り返し、生命を育み、命を尊ぶ。

 私はそんな世界がキレイで好きでした。


 そんな世界に私は余り干渉はしませんでした。

 神と崇める事はありましたが、干渉はなるべくしません。


 干渉する事は私の両親が世界に邪魔をした時だけです。

 本当に邪魔でした。


 ですが、私が生まれてから両親の生命力が小さくなっている事に気が付きました。

 何故かと思い、調べると私が両親の生命を奪っていたのです。


 気が付いた所で私には何も出来ませんでした。


 私にも出来る事と出来ない事はあります。


 両親の生命力が私に取り込まれると同時に死ぬ事を私は止める事は出来ませんでした。


 ですが、両親は違いました。


 何としても生きる為に色々していました。


 私を殺そうとした時もありましたが無意味だったようです。


 両親は私を生んだ事で死なない存在ではなくなっていたのです。


 残念な事ですが、しばらくして両親が死にました。


 私としては悲しい気持ちはありませんでした。

 邪魔な両親が消えた。

 その程度の感情でした。


 そして、私は変らず世界を見ていました。

 時には戦争をし、時にはお互いに助け合うのを見ていました。


 そのように世界は回っていました。


 生き死にを繰り返し、生命を育むのを見ていました。


 ですが、いつからかキレイな世界が徐々に汚くなっていきました。


 種族は環境を汚染し、星を汚し始めました。

 それでも私は見守りました。


 見守る以外に私に出来る事はありません。

 私に出来る事は少ないのです。


 世界に混沌とした時代が訪れました。

 空が雲に覆われ、私の好きな空が見えなくなってしまいました。


 戦争が多くなりました。

 争う理由はたいした理由じゃありません。


 端的に言えば、気にくわないからです。

 何とも嘆かわしい理由です。


 世界から助け合いが消えました。


 生まれたのは蹴落とす事でした。


 世界から小人が絶滅しました。


 生まれたのは更なる争いでした。


 世界から精霊と妖精と巨人が絶滅しました。


 生まれたのは空いた大地でした。


 世界からドラゴンとドラゴンニュートとダークエルフとペガサスが絶滅しました。


 生まれたのは憎しみと憎悪でした。


 世界から鬼とエルフとドワーフが絶滅しました。


 生まれたのは荒れ果てた世界でした。


 しばらくして文化が消えました。


 生まれたのは村単位の集落だけでした。


 世界は崩落し、環境もズタズタになってしまっては生きる事も難しく、世界から人間とゴブリンが絶滅しました。


 私は終わった世界をただ見ていました。


 世界にただ一人残った人間の最後を見ていましたが、彼の最後は自殺でした。


 彼の最後の言葉を聞きましたが、私の胸の中にしまっておこうと思います。


 世界からすべての生き物や生物が消えるのに時間は掛かりませんでした。


 全てが終わりました。


 こうして一つの星の生命が終わったのです。


 お終い。


--------


 最後まで私のお話を聞いて頂き、ありがとうございました。


 私には目的があると言ったのを覚えているでしょうか?

 私の目的は知ってもらう事です。


 ここまで話を聞いて頂い事で私の目的は達せられました。


 私の寿命も終わります。

 最後に私たちがここで生活し、生きていたと伝えたいと思いました。


 それが望みで、ただ一回だけ私の意思で世界に干渉しました。


 私の物語はどうだっただでしょうか?

 楽しい話ではなかったでしょう。

 どちらかと言ったら少々悲しい気持ちにさせてしまったのではないでしょうか?


 紛れもなく私は生き、他の種族も生きていました。

 これらは事実です。


 もちろん、証明のしようはありませんがね。


 ただ知っていて欲しい。

 出来れば、少しだけ祈りを捧げて欲しい。


 今では祈る者もいないのですから。


 話しを聞いて私の事をどう思ったでしょう?

 私は徹底して世界に干渉をしなかった。


 私は間違っていたのでしょうか?

 両親のようにいろいろと干渉をした方が良かったのでしょうか?


 おそらく、正解は無いのでしょう。

 ですが、答えを知りたい。


 アナタの思った答えを。

 アナタの答えを聞きたいですが、そこ頃には私は死んでいるので聞きようがないのが残念です。


 一つ、私が言える事があるすれば私は世界に生まれ、生き、ここで死ぬ事を後悔はしていません。

 最後の願いはアナタによって叶えられた。


 何を悲しむ事があると言うのだろう。


 ありがとう。


 この言葉をアナタに贈りたい。


 私の話を聞いてくれて、私の願いを聞いてくれて、そして私を救ってくれてありがとう。

 これで私の役目は終わります。


 これで本当に全てが終わりました。


 もう会う事は無いでしょう。

 ですが、私の事は心の隅にでも置いといてくれると少し嬉しい。


 どこか遠い星の住人よ。

 さようなら。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

終わった世界 イナロ @170

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ