ムッシュ取り締まり編
第15話 ゲイとグローバリゼーション。
俺はゲイが、危険ドラッグの1つである『
何故なら以前、俺は家へ帰る際に奴らの性交渉する場面に出くわしたからだ。
それを見ただけで鳥肌が立って『何か危ない雰囲気』がすると危機感を感じたからだ。
そして案の定、彼らはゲイが愛好する危険ドラッグ『
そしてゲイカップルは薬事法違反と同性愛宣伝禁止法で逮捕された事で俺はその後、ロシア政府から特別国民名誉賞を頂く事になった。
恐らく、それがきっかけだったのか分からないものの、それが理由で俺はАГМБに雇われた事は決して偶然ではないと思っていた。
「なぁ、美奈。俺はゲイは普通じゃないと思っている。直ぐに危険ドラッグ『
「ミカエル君。私には彼奴らが処罰されていても彼らが処罰する理由がよく分からない。でも、女性同士の同性愛は合法化されているご時世、男同士が禁止されている理由は、理解できる。何故なら、ゲイの愛好ドラッグ『
「そうか。なら、ありがとうな。美奈…。」
俺はゲイが危険だと思う理由はその3つは確実にある事を理解しながらも美奈が俺の為に役立てる事を話してくれた事は非常に大きいと感じた。
「なぁ、美奈。この任務が終わったら一緒にデートしないか?」
「当然だよ。ミカエル君。」
「ありがとう…。」
俺には4歳年上の姉ちゃんがいる。
姉ちゃんがいたおかげで女性に対して不敬な行動をしてはならない事を学んでいた。
だから、医学部で女性の身体の構造を勉強しながらも、俺は女性の身体に傷をつける奴に対して非常に嫌悪感を持つようになって行った。
更に、薬学の知識を生かしながら、少子化対策をどうやって進めれば良いのか考えるようになり、その中で
故に
奴らにとって重要なのは、女性同性愛者であるレズビアンでなく男性同性愛であるゲイを大衆に肯定させ、洗脳させる事だ。
ゲイを肯定させ、レズビアンを否定する事はまるで男尊女卑で少子化推奨していると感じ、俺は凄く危険な価値観だと考えるようになった。
――――こんな価値観を推奨したら、国が滅んでしまう。
だからこそ、俺は数年前ロシアで施行された同性愛宣伝禁止法は凄く正しい法案だと思った。
そして、同性婚などを積極的に進めた欧州諸国の多くは国が滅び、我がロシアに流入する現状であると感じたせいか、同姓愛・同性婚が文明の退廃に繋がる事からも決して認めてはならない価値観だと俺は次第に解るようになってきた。
すると、美奈が…、
「ミカエル君。あれが今回の任務で処罰する2人だ。」
「美奈。あの2人の体格はいずれもガタイがよさそうな野郎同士だな。」
「そうね。奴らはガタイの良い男を普通の女性よりも好むそうよ。」
俺は、その話を聞いてゲイが好む男性はガタイが良く筋肉質な連中だと感じ、物凄く男尊女卑な輩だと首を傾げた。
―――ゲイって、筋肉ばかりしか興味がないんだな。っと思いつつか彼らを心から軽蔑した。
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